Uldum Mobelfabrik
Extension Table
発表から半世紀以上が経過した現在でも、タイムレスな魅力で高い人気を誇る北欧ビンテージの銘品の数々。
装飾を持たない洗練されたスタイルと確かな造り、素材の風合いを活かしたデザインに加えインテリア空間にすっきりと馴染んでくれるのも魅力の一つです。
今回はそんな北欧デザインの全盛期を支えた名工房"ウルドゥムモーベルファブリック Uldum Mobelfabrik"のテーブルをご紹介いたします。
機能美光るミニマルなダニッシュモダン
こちらはミニマルかつ狂いの無い造形が美しいデンマークビンテージのエクステンションテーブル。
1950~60年代前後に製造されたとみられる一台、エクステンションテーブルながら追加の天板を左右から引き出す構造のため、一見すると追加天板が下部に収納されていることを感じさせないデザインに仕上げられています。
デザインを手掛けたのはハンス・J・ウェグナーやカイ・クリスチャンセンなど、巨匠と呼ばれる彼らと肩を並べるデンマークの名デザイナー、"ヨハネス・アンダーセン Johannes Andersen"。
"UFOテーブル"とも呼ばれるModel206Aテーブルのほか、トレンスーム社から発表したCapliシリーズなど、多くの優れたプロダクトで高い人気を誇ります。
天板には銘木として名高いチーク材を贅沢に使用。
経年により深みを増した飴色の木肌と繊細な杢目で、明るくナチュラルな風合いをインテリア空間に演出してくれます。
チーク材が用いられた天板もさることながら、先端が絞られたテーパードレッグの造形も目を見張る美しさ。
天板とは打って変わって脚にはアフロモシア材を使用しており、より力強い杢目と深みのある木肌がシックな味わいで、2つの材が織り成すコントラストがモダンな印象を引き立てています。
左右の追加天板を収納した状態でも約159cmとワイドな幅感のこちら、片側のみを引き出せば約210cm、最大で約260cmもの大きさとなり、8~10人程度の大人数にも対応できるように。
家族の団らんはもちろん、急な来客やパーティーなど様々なシーンでも臨機応変に活躍してくれる機能性を発揮してくれます。
厳選された木材と洗練された造形に加え、追加天板の機能美が光るヨハネス・アンダーセンの手掛けたエクステンションテーブル。
ワイドなサイズ感ながら繊細な造形で圧迫感を感じさせない軽やかなスタイルからは、同氏の優れたデザインを感じさせます。
暮らしに取り入れたくなるダニッシュモダンデザイン、この機会にぜひお求めください。