WOOD YOU LIKE COMPANY Cockpit Desk
木の家具。皆さんのお家にもきっとひとつはあるはず。それほどまでに、当たり前に日常に溢れています。 ひとくくりに「木の家具」といえど、その素材はさまざまでさらに板の構造(一枚板とか集成材とか)まで含めるとその種類は無限。 とはいえ、当たり前にありすぎて、特に気に掛けないことかもしれません。でも、衣食住をともにする家具だからこそ、せっかくなので少しだけ“ 木 ”にこだわって選んでみませんか?無垢材という選択
>>この商品の詳細を確認する WOOD YOU LIKE COMPANY(ウッドユウライクカンパニー)。1983年に東京・昭島市にて工房「家具の木」を設立し、オーダーメイド家具の製作からその歴史がスタートしました。 代表の神山公一氏が生み出す家具をオーダー&セミオーダーにて、お客様の使いやすい形で提供するそのスタイルを現在も貫いています。 そんな同社の家具の最大の特長といえば、“ 無垢材 ”。青山にある直営店に入ると、ふわりと木の香りが漂ってくるそうです。 うねっ、 うねうねっ、 うねうねうねっ!!! 同社がこの深く刻まれた年輪を「100年近くの年月が生み出した“ 命の営みの大集積 ”」と表すように、見事なまでの木の表情はまさしく唯一無二。さらに削り込むほどに変化していくその表情に、作り手たちが正面から妥協することなく愛情を注ぎ込む。出来上がった家具は、樹木から姿を変えた「新しい生命体」と呼べるのかも知れません。 今回入荷した「Cockpit Desk(コックピットデスク)」は、そんなみなぎる木のエネルギーを感じられる逸品です。 一番のポイントは宙に浮いている様な天板のデザイン。“ 翼のよう ”とも表現されるこの天板は、幅が170cmを越えるビッグサイズです。 大きく広がる翼の上なら、デスクワークだってお食事だって(女性の方ならお化粧だって)、なんだってこなせてしまうってもんです。 さらに両袖の抽斗は、全6杯。フレームと引き出しそれぞれの木肌が異なるところもまた、味わい深い無垢材の愛すべき点でもあります。 デスク全体に同じウォールナット材が用いられているのに、こんなにさまざまな表情を魅せてくれるなんて。木の奥深さをまざまざと思い知らされます。 ちなみに、抽斗には仕切り板が付属し、うち3杯は施錠付き。 深さも異なるので、とりあえずしまってみればすべてを片付けてくれそうなほど、たっぷり充実の収納力です。 もちろん、どの部分にも丁寧さや美しさが感じられるのですが、最後に個人的な注目ポイントをひとつだけ。それがこの組み込まれた部分と小さな金具を隠す部分です。 一切の妥協のなさを感じることができるのは、やっぱりこういう小さな部分ではないでしょうか?こだわりぬかれた細部を見つけると、なんだか嬉しくなってしまいます。 香り。手触り。無垢材の良さを感じずにはいられないウッドユウライクカンパニーの生命体(=家具)。 実はちょっとした凹みなら、水分を含ませたコットンをその箇所に1日程置いておくと元に戻るというから驚きです。 でも残念ながら昨今では、無垢材自体を使った家具は贅沢品。価格もばかにはならず、気軽に楽しめる家具ではありません。 それでも、この貴重で偉大な無垢の木を使った家具へのこだわりは、使うことによって、そして年月を経ることによって分かるはず。ぜひ、一度他の木の家具たちと比べて頂きたいのです。 きっと“ 無垢材 ”を選択しない選択肢はありません。