E&Y
Pegasusu Dining Table
デザイナーの意思やイメージをそのまま形にする。
デザインとは時に非日常な物であり、形の無い想像です。
きっとこれまで実現できなかったデザインというのは数多くあるはず。
デザイナーズ家具の魅力はデザインだけでなく、イメージをどうやって形にすることができたのかまでの背景にもあります。
本日は魅力的なデザインと、それを形にした素晴らしい構成を持つ名品を紹介させて頂きます。
最もデザイン的なシンプル
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今回紹介させて頂くのは1985年に福岡で設立されたファニチャーレーベル”イーアンドワイ / E&Y ”が手掛けるダイニングテーブル「ペガサス / PEGASUS」。
ガラス天板とプライウッド製の脚のみで構成されたシンプルなダイニングテーブルです。
「シンプル」というと、無駄がなく当たり障りのないデザインを思い浮かべますが、ペガサスにおいてはそうではありません。
今回紹介するペガサスにおけるシンプルとは最小限であり一般的であること。
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デザインを手掛けたのはイギリス人デザイナー、Alex Macdonald / アレックス・マクドナルド。
プロダクトの幅は広く、イギリスでは子供向けの家具デザインも発表しており、高い評価を受けています。
E&Yだけでなく、木製家具ブランドの天童木工などからも製品を発表していたりと、日本との関わりも強いことでも知られているデザイナーです。
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アレックスのデザインはどれも自然の素材を最大限に活かしたナチュラルなものがほとんど。
カエデやブナ、ラミネートやプライウッドなどの木材を多用し、それらの特性を熟知し、光が生みだす視覚的効果をも取り入れたデザインは秀逸です。
素材の特性を理解した上でのデザインと言う点はペガサスにも多く見られます。
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美しい曲線を描く脚。
そしてその美しさを殺さない為のガラス天板。
ペガサスの魅力はここに詰まっているといっても過言ではありません。
無機質な印象になりがちなガラス天板を用いながらも、生み出される圧倒的なバランスが見るものを楽しませてくれます。
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最小のパーツでデザインと素材本来の魅力を引き出すアレックス。
合計6枚のプライウッドを継ぎ目なく繋いだ脚部が生み出す滑らかさは木材を理解しているからこそ。
ガラスとプライウッドという一般的な素材を使いながらも、他にない特別さは彼ならではのデザインなのかもしれません。
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形を作るには、まず素材と向き合わなければなりません。
神は細部に宿るといいますが、本物のデザインこそ、日々私たちが見落としてしまっている細部にあるのかもしれません。
お使い頂く事でその本来の魅力を感じて頂ける逸品のご紹介でした。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。