E&Y
MATRIX TABLE
こんにちは、ユキナです。
インプションに入荷する度に気になっていたE&Y(イーアンドワイ)のマトリックステーブル。
この規則的なパターンを見ながら、いつも何かに似ているなぁと思ってたのですが、今日やっとそれがハッキリ分かりました。
潔い程に一定のリズムを刻むその佇まいが、日本の伝統文様「和柄」に通ずるところがあると思うのです。
どうゆうこと?と思ってくれた方。是非最後までお付き合い下さいませ。
「つなぐ・折り畳む・重ねる」
>>この商品の詳細を確認する
東京を拠点に家具やインテリアの製造・販売を行う” イーアンドワイ E&Y “。
世界中のデザイナーによる名品や共同開発によって生まれた、現代的でクリエイティブなアイテムを多数取り揃えています。
こちらは、ロンドンを拠点に活躍するデザイナーAndrew Tye(アンドリュー・タイ)が手掛けた2000年発表の作品。
「つなぐ・折り畳む・重ねる」を繰り返すことで、全く新しいフォルムを作り上げる順応性を持ったデザインが特徴的です。
(日本の代表的な「市松模様」)
ここからは私の個人的な見解となりますが、アンドリュー氏が作り出す立体パターンと「市松模様」を見比べると・・・
平面と立体で完成形は違えど、連続する規則正しいパターンに共通点を感ずにはいられません。
平坦でもの静かな空気感の中で、一定のリズムを刻む様。そこに美しさを感じるのは私だけでしょうか?
アンドリュー氏が「つなぐ・折り畳む・重ねる」行為によってデザインするパターンとは、実際どのような構造をしているのか。気になりますよね。
実は、大小計8枚のプライウッド板をネジやビスなど使用せず、交互にはめていくことで組み上げれているのです。
パズルを組むように、2人であーでもないこーでもないと考えながら組み立てを行う、そんなプロセスまでも楽しめる作品となっています。
そんなこだわりの詰まった脚部を引き立てるように、ガラス天板が添えられています。
プライウッドとガラス共に今では当たり前に使用される素材も、アンドリュー氏の手によって、空間に独特のリズムを与えてくれていますね。
E&Yのマトリックステーブル、いかがでしたか?
コンパクトなサイズもある中で、こちら最も大きいLサイズ。マトリックステーブルの魅力を一番堪能して頂けるのではないでしょうか。
今回和柄と関連付けてお話させて頂いたように、和モダンな空間にオススメしたい一台です。