ITOKI
Freedom chair 3seater
「めちゃくちゃ、良い!!」
ゴメンナサイ。冒頭からテンションが上がり過ぎました。
1975年に日本の老舗オフィス家具メーカー”イトーキ ITOKI”から発売され、1977年にはグッドデザイン賞も受賞したフリーダムチェア。
デザイナーは日本を代表する巨匠デザイナー・長大作氏です。
当社でも初入荷のアイテムであり、個人的にもずっと取り扱ってみたかったアイテムでもあります。
そして、いざ目の前にしてみると、やっぱり最高に良かったのです!
自由なるベンチ。
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記念すべきインプション初入荷のフリーダムチェアはポップなカラーリングの3シーター仕様。
元々はオフィスのロビーや公共施設などのパブリックスペースの為にデザインされたベンチですが、見てください、この可愛さ!
なんともレトロでキュートでアリマス!
合皮のシートはライムグリーンのような元気いっぱいのビタミンカラー。
フリーダムチェアにはもっと濃いグリーンのシートのモノもあるみたいですが、この発色の良いのライムグリーンのシートが個人的にはかなりツボ。良い色ですね。
フレームは硬質な樹脂素材が使用されており、重量感もドッシリとした重さがあります。
それもその筈、フリーダムチェアは公共施設などで不特定多数の人が使う事を想定されて作られたベンチですので、その可愛い見かけによらず、かなり丈夫でタフな構造となっています。
また、丸みを帯びたフォルムと樹脂フレームの質感も良く、どこか近未来を感じさせるスペースエイジ的な要素も感じさせてくれます。
元々は白かったであろう樹脂フレームは、経年によりクリームカラーのように変色しています。普通ならマイナスポイントである変色。
しかし、このフリーダムチェアに関していうならば、このフレームの変色さえ愛おしく感じます。
なぜなら、ライムグリーンのシートとクリームカラーに変色したフレームとの色合いのコントラストが完璧だからです。
このシートにはこの経年によって生まれた、クリームカラーのフレームがベストマッチだと思います。
横からみてもやっぱり可愛い。
そして、目が行くのはシートだけではありません。
実は脚部のデザインもポイントなのです。
二股に分かれた、コンパクレッグのスチールの脚部。
重たさを感じさせない軽やかなデザインでいて、インダストリアルデザインの無骨さも兼ね備えています。
フリーダムチェアの脚部は数種類あり、曲線を描いたタイプのモノもありますが、個人的ににはこのハ字のコンパスレッグが一番ではないかと思っています。
さらに、脚先には高さ調整のできるアジャスターも備わっていますので、床の少しくらいの凸凹ならアジャスターの調整でガタつきも抑えられます。
見る人によっては昭和レトロに感じたり、近未来を感じさせるスペースエイジデザインに見えたり、日本の良さを残したジャパニーズモダンデザインに見えたりと、様々な複合的な魅力が詰まったベンチです。
捉え方は自由、使い方も自由。正に「フリーダム」なベンチだと思います。
私だったらベランダに設置して、コーヒーと煙草で、青空を見ながら一服してみたいです。