IDEE Saikoro stool Taro Okamoto

まず、岡本太郎氏が山川ラタンの訪れた際にその場でデザインを起こした才能と、その後すぐに製品化されたと言われる山川ラタンのスピード感と技術力の高さに驚きます。 こちらは、1957年に岡本太郎氏が山川ラタン（東京・大森）に赴いた折、その場でデザインを起こし制作されたスツール。2011年に岡本太郎生誕100年記念事業の一環として復刻されたお品物になります。

椅子という枠をこえた作品と呼べるスツール

>>この商品の詳細を確認する フレームとなる太く撓りの良いラタンの紐を丁寧に巻き付け、その紐状に巻いた場所もアートのように美しくみせる椅子、どの面も同じ仕様の編み込みとなり、それ自体が芸術的なスツールとなります。 >>この商品の詳細を確認する ネーミングの由来であるサイコロ同様、6面全てが座面となり、適度な透け感による空間演出は置いておくだけでオブジェのようにも見えてきます。 >>この商品の詳細を確認する シート面はフレームよりやや下方に沈み、前述した通りラタンの撓りを利用した心地よい着座感は、従来のスツールの概念を覆す構造。 >>この商品の詳細を確認する 軽量で丈夫なラタンは、古来より親しまれている素材。それを建築物の様な構造を加えた家具としてのデザインを思いついてしまう才能。私などには、人生が2回あっても生まれなさそうな発想です。 >>この商品の詳細を確認する 復刻にあたり、元山川ラタンの山川譲氏が制作監修に携わり、オリジナルのサイコロ椅子を忠実に再現したプロダクトとなります。シート面は渦状にラタンを引く事で、上と左右に加え向こう側も透けて見える構造です。この抜け感がとてもおしゃれに感じます。 >>この商品の詳細を確認する 岡本太郎氏と言えば、太陽の塔や原色を使ったアートのイメージがありますが、こんなシンプルで素敵なプロダクトもあったんだと驚きました。今回のスツールを撮影するにあたり、岡本太郎についてもっと色々知りたくなり、改めて日本の偉人である事を感じる事が出来ました。 皆さんも是非これを機に岡本太郎氏について探訪してみてはいかがでしょうか。以前は感じられなかったような新しい感覚を得られる気がしますょ。

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Item number: SE25-08

Size: W 36 × D 36 × H 36 cm

Price: ￥SOLD OUT