IDEE
WAVE TALL CHEST
波の音にはヒーリング効果があると昔から聞きますが、皆さんは試したことありますか?(今だにちょっと疑っています。)
最近寝てもあまり疲れが取れないので、快眠に繋がるのなら是非やってみたいものです。
音と同じように、視覚的に癒しを与えてくれるものも。本日は、穏やかな波を打つ心地よい家具のご紹介です。
穏やかな波を打つ
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国内人気インテリアショップ、"IDEE(イデー)"。同社は1985年南青山に初めて実店舗を構えてから、その時代時代のライフスタイルに合ったデザインを提案し続けてきました。
今回入荷したのは、現行販売されているWAVE TALL CHEST Maple(ウェーブ トールチェスト メープル)。
1997年発行のカタログ「Life with IDEE volume 2」にも掲載されており、同年にはグッドデザイン賞を受賞したロングセラーシリーズです。
今ではシンプルやナチュラル、モダンなデザインがブランドイメージとなっていますが、昔のカタログを見ると、当時はポストモダンやミッドセンチュリーデザインなどの流れを汲む、ポップでキャッチーなデザインのものも展開があったようです。
そしてこちらは、アールデコスタイル以後の1930~40年代の家具をモチーフにデザインされているそう。ウェーブの名の通り、波を打つ引き出しのデザインがシンプルながらエレガントな雰囲気を放っています。
チェストの顔である特徴的な曲面は職人の技によるもの。
現在イデーの木製家具の多くは北海道・旭川で生産されていますが、その最初のきっかけを作ったのがウェーブチェストなんだとか。
北海道産の上質な木材と職人たちの高い木工技術により、細部に至るまで美しく「いつまでも見飽きない」イデーらしい家具が実現しているのです。
思わず触れたくなるようなメープル材の滑らかな質感や艶やかな表情も、改良に改良を重ね、現在のカタチに辿り着いたのでしょう。
こちらは、2タイプあるうちの8段のスリムタイプ。洋服などの整理箪笥としては2人用にも十分なたっぷりサイズです。
一見分かりづらいですが、引出しの深さは1段目が11cm、2〜7段目までは12.5cm、8段目は15.5cmとちょっとした違いがあるのをお気付きでしょうか。
一番上に靴下や下着を入れて、下にいくにつれて薄手のトップスから厚手のボトムスへ使い分けることを想定しているのかもしれませんね。
波形を最大限に活かした引出しデザインは、スマートさを追求するため取手にもこだわりが。
チェストに欠かせない抽斗の取手を剥き出しにせず、波打った底部に下から片手を引っ掛けられるくらいの小さな隠し取手が設けられています。
また美しい佇まいや自然の温もりを損なわないよう、スライドレールなどの金具は使用していません。
職人の技により精巧に作られているため、引出しの開閉は変に力を入れず楽に行えます。
毎日見るものであり触れるものであるからこそ、自然にお部屋に馴染み、暮らしに寄り添うものであってほしいですよね。
置いてある場所のイメージは、ベッドルーム。チェストから流れる心地よいリズムが空間全体へと広がり、心と身体ともに安らぎを与えてくれそうです。
ウェーブチェストのあるお部屋で、(波の音でも聞きながら)癒されてみてはいかがでしょうか。