iittala × mina perhonen
Glass birds
最近グッと寒さが強まってきたように感じる今日この頃。
凍えるような寒さは何とも耐え難いものの、冷たく澄んだ空気や雪景色、水面に張る氷など冬にしか見ることが出来ない景色には心奪われるものがあります。
日本の冬も素敵ですが、いつか日本よりも寒い北欧の冬景色も見てみたいな~と思ったり...。
本日は、北欧の地から氷のように美しく、そしてどこか温かみのあるガラスのオブジェのご紹介させていただきます。
あたたかな氷
今回ご紹介させていただくのは、「イッタラ iittala×ミナペルホネン minä perhonen ガラスバード」。
北欧・フィンランドを代表する老舗食器メーカー“イッタラ iittala”と、家具や器などのプロダクトに加え、空間ディレクションなど幅広くデザインを手掛けるテキスタイルブランド“ミナペルホネン mina perhonen”のコラボレーションにより生まれたガラスのオブジェです。
デザインを手掛けたのはミナペルホネンの創業者でありデザイナーの皆川明氏。
皆川氏が手描きでデザインした可愛らしい鳥たちを、イッタラのフィンランドのガラス工場でオブジェとして完成させたこちらのバードたち。
オイバ・トイッカの大胆でユーモラスな「バード・バイ・トイッカ」とは異なり、模様や装飾の無い単色のシンプルなデザインはインテリアとして気軽に取り入れられるデザインです。
氷や宝石のように美しい艶めきを放つイッタラの上質なガラス。
日常生活に軽やかさと幸福をもたらす鳥をモチーフとしており、おおらかな姿の鳥の群れによって表現されるのは、家族なんだそう。
無鉛ガラスの奥行きのある色合いは、季節や天候によって交わる光が様々な陰影を演出し、有無を言わせぬ美しさです。
今回入荷したのはクリスマスカラーともいえる3匹のガラスバードたち。
この時期のキラキラと輝く星やイルミネーションのように華やかなイエローカラーの「ガラスバード レモン」。
暖かな暖炉やサンタクロースを思わせるような、赤に近い深みのあるオレンジカラーの「ガラスバード セビリアオレンジ」。
クリスマスツリーの深い緑や、澄んだ夜空の深い青を思わせるような神秘的なカラーの「ガラスバード グレー」。
どれも窓際やクリスマスオーナメントと並べたくなるカラーばかり。3匹並べて飾るのは勿論、1匹選んでお気に入りのコレクションアイテムと一緒に並べるのも素敵です。
つぶらな瞳と曲線のみで表現されたぽってりとしたフォルムが愛らしい、イッタラとミナペルホネンのガラスバードたち。
皆川さんのデザインとイッタラのクラフトマンシップが結晶した不思議な魅力に満ちたチャーミングな逸品です。