iittala Birds by Toikka
Sky Curlew & Siberian Jay
自分らしくいるという事は実は大変。
たくさんの人の中で暮らしているヒトですから、それぞれの思惑やルール、思いもよらないアクシデントによって、自分が最も欲しているものの優先順位を下げなければいけない事はよくある話。
そうやって苦労をしながら日々生きている訳ですが、擦れきってしまって疲れた心に、まるで枯れた土に水を与える様に笑顔を与えてくれる鳥たちが来てくれています。
見えないものを見据えて


この2羽はイッタラ(Iittala)というフィンランドのガラスウェアブランドによるオブジェ。
ノルウェーやスウェーデンもそうですが北欧のガラスは繊細な色彩と良質な透明感があり、イタリアのヴェネツィア、チェコのボヘミア等と並び世界的な人気のある国のブランドです。


デザインはオイバ・トイッカ。イッタラに合併されたフィンランド最古のガラス窯ヌータヤルヴィの時から作り始めていた鳥のオブジェたちは、より手軽にアートを楽しんでほしいという思いから生まれました(ちなみに、そのモデルは「ヒタキ」を意味するシエッポ Sieppo。このバードも可愛らしいです)。

その人気は年々高まり、別注のものや企業依頼によるもの、記念モデルなど上げれば山のように増え集めきるのは至難の業。同じモデルであっても、職人がドロドロに溶けたガラスの塊から生み出す形は同じではありません。
だからこそ、その佇まいにピンときたならばそれは運命の相手と出会ったという事。その魅力に負けて(笑)メロメロになるしかないのです。


今回は2羽が用賀店へ降り立ちました。まずはスカイカールー(Sky Curlew)から。
スカイカールーはシギの仲間。そう言われてみれば、やや長めのくちばしは干潟等でカニたちを探す日本のシギたちとどこか重なります。



淡いブルーの胴体に、透明なガラスの膜を纏わせたような不思議な質感。両側の羽や首元、尾にはラスターのような斑紋があり、小さくリズムを生んでいます。
尾っぽの先は透明で、暗緑めいたくちばしは室内で見るとアンバーのような茶色味があったり。いったいどうやったらこんなガラスが作れるのでしょうか。

お次はシベリアンジェイ(Siberian Jay)。アカオカケスという日本語の通りカケスの仲間。アカオ(赤い尾)という事でしょうか、実物を見てみると自然に溶け込む体色の中に華のあるオレンジが混じり、思わず見とれてしまいそうです。



こちらのバードも透明な膜をかぶっているよう。スカイクールーは良い意味でザラリとした凹凸感がありましたが、こちらはツルツルな質感です。
その下には、こんこんと湧き出る水のように明暗の網がかかったブルーがぷっくりと形をたたえています。


今回は2羽とも透明なあたま。
製造の流れとして胴体を形作ったのち一旦吹き棹(さお)と呼ばれる道具から切り離し、別の職人が用意した透明なガラスを間もなくつなぎ合わせる。
液体もかくやといった熱いガラスなので判断も作業も一瞬。それでも、くちばしを丁寧に整える姿を見ていると小さな生き物に対するような慈愛が感じられる所作なのです(製造工程が公開されている動画があるようなので、気になる方は是非チェックしてみてください)。

目は無いはずなのに、鳥たちから見つめられているような気分になる。それは確かな技術とそのプロダクトが求められる理由を、作る側がしっかりと感じているからこそ。人気が出るのにも納得してしまう、魅力が詰まったバードたちです。












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