Art Style Market
MONO COM-AJ
本日は温かみある木製家具とは対照的に、工業用素材を用いた無機質な表情が生活感を抑えたスタイリッシュな空間演出を可能する、アートスタイルマーケット『 MONO COM-AJ ワーキングテーブル 』のご紹介♪
工業系マテリアルを活かしたシャープな空間演出
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アートスタイルマーケットは1998年創業。表現を最小限に切り詰めたシンプル且つ無機的な芸術表現「Minimalism=最小限(Minimal)主義(ism)」を根底に置き、テーブル、キャビネット、照明まで幅広くメタル製のインテリア製品を製造・販売しています。
素材に使用されているのは、鉄にクロムを加えた鉄合金「ステンレススチール」。その表面はクロムと大気中の酸素や水が反応し生まれる「不動態皮膜」が保護し、1ナノメートルという非常に薄いバリアにより鋼を錆から守ります。
ステンレスは酸素や水蒸気、水に触れると瞬時に自己修復する事から、工業プロダクトとして使われる事も多く、厨房の調理台、店舗什器やアトリエテーブル等、幅広いシーンで活躍しています。脚部はコの字の補強フレームを備え、作業台としての安定性にも問題ありません。
余談ですが、「アイアンマン」とか「無敵のアイアンボディ」なんて言うととても硬くてタフに見えますが、いわゆる製鉄会社が鉄鉱石から取り出す純度100%の鉄はとても脆く、鉄に対して炭素0.02%未満のものが鉄または純鉄と呼ばれています。そしてスチール(鋼)は炭素の割合が0.02~2.14%のもの。炭素が多くなると硬さが増し、また少なくなると粘り強さは増しますが脆くなります。
硬くなれば粘り強さがなくなり、折れやすくなります。反対に粘り強いものは折れにくいですが、フニャフニャと脆い。その素材の性質を活かし、外側の刃を硬い鋼で、内側の芯は炭素量を抑え粘り強さを増す。その絶妙なバランス感覚の極みが職人芸「日本刀」です。
話は脱線しましたが、形態や色彩、機能、デザインや、装飾的な要素を最小限まで削ぎ落とし、シンプルなフォルムを突き詰めるミニマリズム。故に重視される素材にクロムを含んだ鉄合金が選ばれるのは納得がいく結果です。ミニマルデザイン、またインダストリアル系家具をお探しの方は、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪