Ercol × MARGARET HOWELL
Fireside Stool
ダイニング用に2つ、キッチン用、踏み台用、物置用。数えてみたら我が家には5つもスツールがありました。
あ、ベランダにもひとつ置いてあるので計6脚。それぞれに指名が与えられてはいるものの、無駄に多いような気も…。
どうやら、スツールという家具が好きなようです。
すでに虜です。
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何よりもいくつあってもいいと思わせる小ぶりなサイズ感と可愛らしい佇まい。
腰掛けとしてだけでなくサイドテーブルやステップとしても使える実用性の高さ。スツールの魅力を語り出せばキリがありません。
そして今回の1脚もまた、スツール愛好家にはたまらない逸品。
ERCOL(アーコール)社とMARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)のW刻印入りのファイヤーサイドスツールです。
この2つの英国ブランドの蜜月関係のはじまりは2004年。マーガレットハウエルが、生産中止されていた家具の復刻をアーコール社に申し入れたのがきっかけでした。
そしてこのコラボレーションにより、日本国内にもアーコールの家具が広く知れ渡ることになったというのは有名な話です。
チェアをはじめとしたさまざまな家具が復刻される中で、2020年に登場したのがこちらのスツール。
もともと暖炉の前で場所を取らずに使えるようにと1956年にLucian Ercolani(ルシアン・アーコラーニ)がデザインを手掛けました。
現行ではサドルスツールとして販売され、馬の鞍の形状を模した座面が特徴的。
座繰りが設けられていることでお尻にフィットし、安定感のある座り心地をご堪能いただけます。
個人的には上から見た座面のフォルムが猫の顔のように見えて、もう初対面から目がハート。すでにこのスツールの虜です。
シンプルながら温かみのあるアーコールの家具と気取らないのにセンスのよさを感じるマーガレットハウエルの服。
同郷だからこそ、そして似た感覚を持ち合わせるこそ叶ったコラボレーションが私たちの生活にもたらす心地よさは計り知れません。
この可愛らしいスツールひとつからでさえ、そんな魅力を感じさせてくれるのです。