アーコール ERCOL レクタングル ダイニングテーブル Rectangle Dining Table エルム材 W137cm UKビンテージ UK Vintage ~古いものを、今使うということ~

UPDATE: STAFF:けんしろう
アーコール ERCOL レクタングル ダイニングテーブル Rectangle Dining Table エルム材 W137cm UKビンテージ UK Vintage ~古いものを、今使うということ~

アーコール ERCOL レクタングル ダイニングテーブル Rectangle Dining Table エルム材 W137cm UKビンテージ UK Vintage ~古いものを、今使うということ~

UPDATE: STAFF:けんしろう

ERCOL
UK Vintage "Rectangle Dining Table".

ロンドンの大英博物館では今月、11世紀につくられた「バイユー・タペストリー」が展示されています。

900年以上前の刺繍作品で、全長は約70メートル。1066年のノルマン征服を物語るこの歴史的な作品が、フランスからイギリスへ渡り、いまロンドンで公開されています。

日本でいえば、ちょうど平安時代の頃につくられたものになる。そう考えると、途方もない時間を越えて、いま目の前にあること自体がちょっと不思議に感じます。

そしてイギリスには、長い年月を経た建物や家具、道具などが今も残っている。

新しいものが次々と生まれていく一方で、昔につくられたものにも目を向ける。そんな時間の流れ方が、イギリスという国にはあるように思います。

今回紹介するのは、そんなイギリスを代表する家具メーカー、Ercol(アーコール)のダイニングテーブル。

何年も前につくられた家具が、いま改めて僕たちの暮らしにやってくる。そんな暮らし、興味深いと思いませんか。

~古いものを、今使うということ~

1920年にイギリスで創業した家具メーカー、Ercol(アーコール)。

創業者のルシアン・アーコラーニによって立ち上げられ、木材を曲げて成形する技術を取り入れながら、数多くの家具を生み出してきました。

特にウィンザーチェアをはじめとする木製家具は、イギリスの家具デザインを語るうえでも欠かせない存在です。

そんなErcolの家具を今回改めて見てみると、やっぱり良いなと思ったのが、このシンプルなデザインでした。

丸みを帯びた長方形の天板に、すっと外側へ広がるような脚。装飾はほとんどありませんが、天板の厚みや脚のつき方まで含めて、眺めているとErcolらしい素朴さと端正さが感じられます。

そして、実物を見ていてもうひとつ思ったのが、こういう古い家具は「当時の状態をそのまま残すこと」だけが付き合い方ではないということ。

旧車乗りを見ていると、ボディは当時のまま残しながら、エンジンや足回りなどの中身には現代のパーツを取り入れているものがあります。

見た目は昔のままなのに、走るための部分は今の時代に合わせて更新されている。

家具も、そんな考え方がかっこいいと感じました。


このテーブルも、天板は一度削り直され、ラッカーで仕上げられています。Ercolらしい当時の姿を残しながら、これから使っていくために必要なところには手が入っている。

何十年も前につくられた家具を、当時の姿を楽しみながら、今の暮らしでちゃんと使う。僕はこういうヴィンテージ家具のあり方が好きです。

改めてテーブルを見ると、142cmというサイズもなかなか使いやすい。大きすぎず、それでいて最大6人まで座れるので、普段の食事から人が集まるときまで対応できます。

天板はすっきりとした長方形ですが、角は丸く落とされ、脚は外側へ向かってハの字に広がる。シンプルな構成だからこそ、椅子を合わせたときにもそれぞれの家具の個性を邪魔しません。

北欧家具を合わせて素直にまとめてもいいし、少し無骨な椅子や古い木の家具を合わせても面白い。主張しすぎないからこそ、周りに何を置くかで雰囲気を変えられるテーブルです。

11世紀につくられたタペストリーが今も残り、何十年も前につくられたErcolのテーブルも、こうして今の暮らしの中で使われている。

昔のものをそのまま残すのではなく、必要なところには手を入れて、また使えるようにする。

今回このテーブルを見て、そんな付き合い方ってやっぱりかっこいいなと感じました。

古いものだからと身構える必要もない。今の暮らしに取り入れて、普通に使っていけばいい。

そうやって考えると、イギリスの家具が長く愛されてきた理由も、少しわかる気がします。


アーコール ERCOL レクタングル ダイニングテーブル Rectangle Dining Table エルム材 W137cm UKビンテージ UK Vintage ~古いものを、今使うということ~

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