Ercol
Stick Back Chair × XBack Chair
『古い物』を見るとなんだか落ち着く気持ちになります。
実家には、幼少期から座っていた小さな椅子があるのですが、元々はお花を置くために使っていたみたいです。それを昔から座っていたためかすごく愛着があります。
皆さんには、思い出の家具とかはありますか?
今回は、アーコールの『スティックバックチェア』『クロスバックチェア』が2脚同時に入荷いたしましたのでご紹介いたします!
やっぱり、かわいい
1920年、”ウィンザーチェア”の産地であるバッキンガムシャー地方のハイ・ウィカムで創業した、イギリスの老舗家具メーカー ERCOL(アーコール)。
創業者のルシアン・アーコラーニは、比較的安価なエルム材を使い、生産性向上のために、木を水蒸気で蒸し弓のように曲げる「曲げ木」の技術を採用し、ウィンザーチェアを機械化により大量生産する体制を確立しました。
まずは、スティックバックチェアのご紹介から!
キュートな見た目のチェア。小ぶりなサイズ感、エルム材の優しい木肌、少しやれた表情はヴィンテージ好きにはたまらないと思います!
このチェアの魅力といば、スティックバック。背もたれから座面下にある貫へと続くスポークのデザインが特徴。スポークは座面に繋げるのではなく、座面下の貫に繋げるデザインは捻りがあっておもしろい、、、。
そして、エルム材の杢目がたっぷりと感じられるこちらの座面!
緩やかに座刳りが入っており見た目が柔らかく優しい印象。木の肌触りを直接感じることができる為、座っていても、見ていても愛らしいです。
魅力たっぷりな見た目ですが、座り心地も抜群!
八の字に開くスラッとした脚部は、軽量でありながらしっかりと体重を支えてくれて安定感を生み出してくれます。
背もたれもフィット感があるため、寄り掛かった瞬間は心地良くゆったりとする事が出来ます。
続いては、クロスバックチェアのご紹介!
先程、ご紹介したスティックバックチェアは『かわいい』でしたが、クロスバックチェアは『かっこかわいい』な印象。
アーコールチェアのほとんどがストレートのスポークバックレストですが、こちらはスポークが交差したデザイン。「エックスバックチェア」や「クロスバックチェア」と呼ばれて親しまれています。
エルム材の優しい木肌とエッジの効いたデザインが相まって、かっこかわいい、、、。
座り心地はもちろん抜群!
スティックバックチェアの座面よりやや広めになっている為、深く座る事が可能。そして、背もたれとのフィット感もあり背筋を伸ばして姿勢良く座れることができます。
どちらもやっぱり、かわいいチェア!!たくさんの思い出と共に過ごしてきたヴィンテージチェアは、人から人へと受け継がれさらに味わい深い表情に。そこにあるだけで空間に落ち着いた印象を与えてくれます。
チェアをお探しの方は是非ご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか♪