AVARTE
Sirkus series Arm chair
フィンランドデザイン界、現役の巨匠 " ウリヨ・クッカプーロ / Yrjo Kukkapuro " デザインによる希少なチェアのご紹介♪
惚れ惚れしてしまうキュートなルックス…
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1933年、フィンランド ・ 東カレリア地方( 現ロシア領 )生まれの彼は、ヘルシンキ工芸デザイン学校で、" イルマリ・タピオヴァラ / Ilmari Tapiovaara " と " オリィ・ボーグ / Olli Borg " の下、機能主義を習得した後、家具のデザインだけでなく、ヘルシンキの地下鉄や空港ターミナル等多岐に渡る作品を残しました。
「 世界で最も快適な椅子 」としてニューヨークタイムズや、かの " テレンス・コンラン / Terence Orby Conran " が絶賛した 「 ラウンジチェア カルセリ / Karuselli chair 」は、20世紀の名作として広く知られています。
人間工学に基づいた機能性と独自の芸術的センスによって輩出された作品の多くは、ロンドンのビクトリア&アルバート博物館( Victoria and Albert Museum )、ニューヨーク近代美術館( The Museum of Modern Art, New York = MoMA )、ドイツのヴィトラデザインミュージアム( Vitra Design Museum )といった世界各地にパーマネントコレクションとして選定されています。
現在では、フィンランドのファニチャーメーカー " アヴァルテ社 / AVARTE " のメインデザイナーとなり、60年代に同国 " ハイミ社 / HAIMI " から生産されていた以前の作品の復刻から、新しいプロダクトまで数多くリリースしています。
こちらは、198X年~生産された " サーカス / Sirkus " シリーズの一つで、この他にアームレス、ハイバックやスタッキングタイプ、ラウンジやキャスターベースが存在していました。
名作「 Aシリーズ 」と同様、元々公共の場やオフィスといった用途別に様々なサイズや配色が展開なされた多目的シリーズで、心躍らされるようなポップなファブリックが覆ったソフトパッドを備え、直線を基調としたタイトなシルエットでありながら、見た目以上の快適な座り心地を提供してくれます。
流石機能主義の彼、必要かは別としてアームやバックレスト、フレームといった各々のパーツ全てがボルトで連結されている為、分解も可能です。細部に至るまで計算し尽された作品と云えます。
その建築工学的要素が盛り込まれたメカニカルなルックス、ポストモダン期を象徴するデザインパターンは、書籍等で見た他のものよりも奇抜さは無く、寧ろレトロな雰囲気を醸し出し、エイティーズ再盛の現代にはピッタリ。感度の高い方に是非お薦めです!
中古市場でもなかなか流通していない当店初入荷となる希少なアームチェア!
ダイニングテーブルやデスクのお供に… またお部屋のアクセントとしても如何でしょうか?