アルペール arper アーヴァ Aava アームレスチェア スレッド脚 スタッキング Antti Kotilainen イタリア ~ スタイリッシュに、モダンに ~

UPDATE: STAFF:トリス
アルペール arper アーヴァ Aava アームレスチェア スレッド脚 スタッキング Antti Kotilainen イタリア ~ スタイリッシュに、モダンに ~

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arper Aava Armless Chair with thread

突然のお話ながら、実はちょっとした風の通り道でもある用賀店。 風通しが良いのは嬉しいのですが、この時期はタンポポをはじめとした綿毛でお店の中がいっぱいになります(笑) そろそろ梅雨を意識し始める頃合いとなりましたが、ご自室やオフィスといったある程度リラックスを求める場所にはそんなジメジメした気持ちは持ち込みたくないもの。 そんな時にはそのお部屋に置く家具をすっきりとした印象のものにしてみるのもお勧めです。 今回のアイテムもそんなスタイリッシュなシリーズ。是非最後までお付き合い下さいませ。

誰もがたどり着く、「一つのシート」。

>>この商品の詳細を確認する 今回はイタリアのファニチャーブランド、アルペール | arper。 1989年イタリアのヴェネツィアそば、長靴に例えられるイタリアの履き口北東側に存在し、隣合うスロベニアやクロアチアの存在を感じられるようになるエリアに創業しました。 日本では神宮前にショールームを構え、実力のあるデザイナーと多くのモダンプロダクトを発表しています。 近年ではauの携帯やシグマのdp Quattro、近年評価が高まるバルセロナのライティングブランドVibiaからはFLATシリーズと傑作を発表する岩崎 一郎氏とのプロダクトが複数の受賞を受けるなど、昨今評価が目覚ましいブランドです。 個人的には世界的な評価を受けるブラジルの建築家、リナ・ボ・バルディのボールチェアを復刻するなど国内外を問わない柔軟な姿勢が魅力に映ります。 そんなアルペールがフィンランド・ヘルシンキ出身のデザイナー アンティ・コティライネン | Antti Kotilainenと作り出したのが今回のアアヴァ シリーズ。 Knoll社から発表したチップ | Chipシリーズと共通するように、薄手の印象を裏切る高い実用性と、素材の質感をしっかりと感じさせてくれるデザインです。 アアヴァとはフィンランド語で「開ける」や「広場」という意味合いの言葉。馴染みのある英語で敢えて言い換えるなら「Open」のような感じでしょうか。 スタイリッシュなフォルムを持ちながらもどこか柔らかな表情である事が、そのシリーズ名を物語っているような気がしますね。 このシートはカラーリングの他に豊富な脚部のバリエーションを組み合わせられるシリーズ。 4本脚や回転可能なスイベルタイプ、キャスター付きにハイスツールタイプなど豊富なシーンに対応する実力を持っています。 「汎用性のあるシート」という考え方は、辿っていくとイームズ夫妻のシェルチェアにたどり着きますが、今回のシリーズにもそのオマージュを感じる事が出来ます。 (※用賀店に入荷していた同じくアルペール カティファと。) 一体成型のシートは見た目に快い座り心地を想像されてくれます。実際にポリプロピレンを使用したシートは気持ちよくしなり固さを意識させない優れもの。 ですがこの快適性と実用性を両立させるのは中々に難しいことなのです。その秘密は「フチ」にあります。 背もたれに強い負荷が掛かると、背もたれと座面の間にヒビが入ってしまう。一体成型ゆえの問題を解決しなければ販売は難しいもの。 先述のイームズ は丈夫なFRPという素材の採用、そしてシートのフチを折り返す事でこの問題を乗り越えました。 ですが、今回はとてもすっきりとしたシルエット。素材もポリプロピレンとFRPのような補強素材はありません。 いったいどのようにしてこの問題を解決したのでしょうか。 答えの一つはやはり「フチ」。座面の裏側から見てみると、ひそかに、しかし確かにフチが存在します。 このフチがヒビが入りやすい外側に厚みを持たせ、強度を担保。 そしてシート自体も座り始めからグラデーションのように徐々に厚みを増やし、最も負荷が高い箇所に強度を持たせる事に成功してるのです。 イームズ夫妻という避けられない成功例を前にして、新たなアプローチで、より少ない要素で美しい姿を作り出したアアヴァシリーズはアンティ・コティライネンの代表作とも言える名品。 今回はホワイト・ペールブルー・イエローの3脚が入荷。スレッドタイプの脚部は安定感も高く、設置面積も多いので床にも優しい仕様です。 もちろんスタッキングも可能ですので、複数脚あってもすっきりと収納できる便利な1脚です。 今の暮らしに欠かせぬ要素、モダン。 それを受け継ぎ、進化させる。受け身ではなく能動的に。デザインのその流れを確かに感じられる、スタイリッシュなプロダクトのご紹介でした。

arper Aava White

arper Aava Pale Blue

arper Aava Yellow

アルペール arper アーヴァ Aava アームレスチェア スレッド脚 スタッキング Antti Kotilainen イタリア ~ スタイリッシュに、モダンに ~

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