artek
A330S Golden Bell

1935年創業の「アルテック｜artek」は、80年近く経った今日でも世界中のファンを魅了する、フィンランドを代表する家具ブランド。

 芸術と技術の融合をメインコンセプトに数多くの名作プロダクトを世に送り出しています。

今回ご紹介するアイテムは、同社でも人気のStool60やテーブル等を手掛けた「アルヴァ・アアルト｜Alvar Aalto」のデザインした照明です⋆.⁺

「美しさ」を追求した名作照明

こちらは1936年に考案され、翌年のパリ万博・フィンランドパビリオンで発表された「A330S ペンダントライト」。

ゴールデンベルの愛称で親しまれ、現在でもヘルシンキの中心街にある格式高い老舗レストラン「ラヴィントラ・サヴォイ」の内装にも使われています。

ゴールデンベルと呼ばれる所以は、きっとこの形。鐘のようなコロンとしたシルエットが何とも可愛らしい( ᴗ ̫ ᴗ ).⋆

接合することなく一つの真鍮によって形作られ、下に向かう開口部とシェード縁に刻まれた穴は、光が分散されるようなデザインになっています。

 眩しさを抑えつつも、まるで照明そのものが発光しているかのような柔らかい光は、空間を温かく照らしてくれますよ。

今回入荷したカラー「ブラス」は、シェードの外側にクリア塗装、内側にはホワイトの塗装が施された真鍮製のシェードになります。

真鍮製は無塗装タイプもあり、経年変化による味わいを楽しむことができますが、クリア塗装のブラスは指紋などが付いてもお手入れが簡単！

このつるんと煌めくゴールドの色味を長く楽しんでいただけます◎

また、同時にオールホワイトのスチール製シェードも入荷しています！ ゴールドのエレガントな雰囲気も素敵ですし、清潔感あるホワイトもパッとお部屋の雰囲気を明るくしてくれるので、どちらも捨てがたい。

とは言えどちらも幅広いインテリアに似合うので、お部屋のコーディネートや模様替えなどに合わせて付け替えてみるのも良さそう！

春夏は爽やかなホワイト、日の入りが早い秋冬には煌びやかなブラスにして・・・想像しただけでワクワクしてきます✩⡱

照明器具のデザインにおいて、「照明は明かりが灯っているときも消えているときも美しくなければならない」という言葉を残したアルヴァ・アアルト。

 同氏の哲学が色濃く反映されたとも言える「ゴールデンベル」は、昼間の点灯していない時でさえ、彫刻のような美しさで空間を彩ってくれるはずです。