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pirkka chair
家具に限らず多くの名作を生み出した北欧フィンランド。
文化を敬いながらも新しく、本質を損なわないフィンランド発祥のデザインは現代の私たちにも温もりを与えてくれます。
本日はそんなフィンランドが生んだ、考えや本質を捉えながらも新しさを形にした名作、ピルッカチェアを紹介させて頂きます。
繊細な包容力
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デザインを手掛けフィンランドのデザイナー、イルマリ・タピオヴァラ。
世界中に愛され続ける多くの作品を生み出し、今なお多くのデザイナーや建築家に影響を与えています。
1955年にリリースされたピルッカシリーズはそんなイルマリ・タピオヴァラの代表作。
当時はアルテックの製品ではなく、フィンランドのLaukaan puuにて製造されていたものでした。
それも僅か10年ほど。
故に生産数も少なく、希少なアイテムでした。
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時を超えて2003年。待望の復刻を果たしたピルッカシリーズ。
驚くべき点は、そのデザインの新しさと繊細さ。
独特のフォルムながら、どこか温もりを感じさせるピルッカチェア。
1940年代後半、実はイルマリは木ではなくスチールに注目していました。
新素材で革新的なデザインの製作に取り掛かっていたイルマリは1950年代、その温もりを思い出したかのようにフィンランドの伝統的な家具から着想を得たデザインをするようになります。
人々の暮らしに当たり前に溶け込み、当たり前に共存する。
フィンランドデザインが持つ温もりとイルマリの革新的なデザインが生んだ名作がピルッカチェアだったのです。
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脚部とフレームには頑丈なバーチ材、座面と背もたれには二枚のパイン材が使われたピルッカチェア。
座面の隙間が美しい左右対称を強調しています。
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ダボによりひとつになった座面。
木枝を彷彿させる脚のディティール。
ピルッカチェアのあまりにもデザイン的で素晴らしいこの構造は三角形を利用した強度を増強させるための仕組みでもあります。
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コンパクトなサイズ感からは想像できないほどの抜群の安定感。
それらを持ちながらも叶えられた圧倒的な強度。
使うための家具として生まれたデザインはあまりにも美しく、まるでオブジェの様。
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モノを置いたり、サイドテーブルとして使ったり、眺めているだけで飽きの来ない名作。
これぞフィンランドデザイン。
日常使いでしっかりとお使い頂きたい逸品です。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。