Artek

Screen 100A

どれだけインテリアや家具にこだわっても、簡単に変えることが出来ないのが家そのもの。

好みのものを揃えても、家の床や壁、間取りまではそうそう変えることが出来なかったりします。

近年貼って剝がせる壁紙や床のシートなどもありますが、裏面がカビてしまったり、粘着痕が残ってしまって大変！なんて記事やSNSも見たりします。

そんな時におすすめなのがパーテーション。

本日ご紹介させていただくのは、北欧の巨匠による一枚のパーテーション。しかもちょっと特別なんです。

空間を変える

1935年フィンランド・ヘルシンキにて設立した北欧を代表するインテリアブランド “アルテック Artek”。

Art(アート)とTechnology(テクノロジー)、芸術性と技術力の融合を意味する造語を社名に冠した同社は、実用的かつ洗練された新たな価値を持つプロダクトを数多く展開。

今もなお、その人気は衰える事無く世界中のファンを魅了しているブランドです。

今年アルテックは創業90周年を迎えます。90年、人間の一生くらいですね。

きっとあっという間に100周年を迎えるでしょうし、もっともっと先まで愛されていくブランドだと断言できます。

そんな記念すべき2025年、同社の設立者であり、北欧の巨匠“アルヴァ・アアルト”が生み出した「100 Screen パーテーション」から周年記念の復刻モデル「100A」をご紹介します。

従来のものと基本的なことは同じ。1本幅2.5㎝のフィンランド産のパイン無垢材を80本、垂直に並べてワイヤーで繋ぎ合わせたシンプルな構造をしたパーテーション。

全体の横幅は200cm。これも定番モデルのパーテーションと同じです。

長くて置き場所に困りそうなものですが、ピンとまっすぐ伸ばして使うわけではなく、曲線を描くように動かすと自立するので、横幅は意外と気にならなかったりします。

そして、いつもと違うのが定番モデルとの高さの違い。

既存の150cmの高さに加えて、90周年記念の復刻モデルでは【100cm・130cm・180cm】と3つのバリエーションが追加。

今回入荷したのは一番大きな180cmサイズの一枚。パーテーションというよりほぼ壁ですね。

それゆえに重さもありますが、曲線を付けて展開した時の安定性も勿論プラスされているので安心してお使いいただけると思います。

展開した時に空間に広がるパイン材の良い香り。雨が降った後、土や草木たちが湿り気を帯びている時の森のような香りがします。部屋で森林浴できそうだなこれは。

広い空間で自分だけのワークスペースを作りたい時や、窓際にお気に入りのラウンジチェアとこのパーテーションを置いてリラックススペースにしてみたり。

この家具を置くために、この場所だけ雰囲気を変えたいという時に壁に沿って立ててみたり。寝室でベッドのヘッドボードのように使ってみたり...などなど。

使い方は自由自在。天井や梁との距離感だけは注意が必要ですね。

空間を仕切りながら、アアルトの世界観をめいいっぱいお楽しみいただける特別なアイテム。

インテリア性に富んだデザインと高い実用性を兼ねたアアルトらしいデザイン。

今まで過ごしてきた空間をガラッと変えてくれる北欧の逸品です。