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Chair66
数あるデザイン家具の中でも世界的に愛される"北欧家具"。
名作と言われる作品の殆どはおよそ半世紀以上も前にデザインされ、今も尚その姿を変えず多くの人々の生活を支え続けています。
本日ご紹介させて頂くのは、そんな北欧家具が持つ魅力の神髄に触れるような一点。
是非ご覧になっていってください。
「人は自然の一部」。
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「chair66」をご紹介する上で欠かせないのが、フィンランドの巨匠 "アルヴァ・アアルト Alvar Aalto"氏の存在です。
20世紀の北欧で最も影響力を持った建築家、そしてプロダクトデザイナーの一人として世界的に名を馳せるアアルト氏ですが、氏が手掛けた作品は建築から日用品まで多岐に渡ります。
そのどれもが名作となっており、中にはパリ博覧会に出品された"アールト・ベース"や、北欧でモダニズム建築が注目されるきっかけとなった"パイミオのサナトリウム"等、デザイン史に大きなインパクトを与えた作品も少なくありません。
こちら「chair66」は、そんなアアルト氏が手掛けた作品の中でも代表的な名作として知られる一点。
生み出されたのは なんと1935年のこと(!)
全く古さを感じさせない作品でありながらその誕生はミッドセンチュリー期以前、およそ90年近くも歴史を遡ることになるのです。
「chair66」は当時アアルト氏が設計していた"ヴィープリ図書館"の為にデザインされ、くつろぎながら本を読んだり 合間に休息を取る際の身体の動きにも適した設計がなされました。
非常にシンプルなライン、コロンと優しいフォルムが印象的ですね。
名工artek社による"L-leg エルレッグ"がこの造形を可能としており、木材の美しさと強度を相乗するように仕立てた木工技術は、当時より類まれなるものであったことは間違いありません。
特筆すべきは、当時世界では"最新の工業によって生み出されたスチール素材"を扱うモダンデザイン家具にスポットが当てられていた時代、このように木材を最先端技術で造形し生み出されるモダンデザイン家具の存在自体、非常に稀であったという点です。
アアルト氏独自のデザイン家具はやがて"北欧モダニズム"として広がりを見せ、後に到来するミッドセンチュリー期では"ハンスJ.ウェグナー"を始めとする北欧の巨匠達がその志を受け継ぎ、その高い製造技術は、世界指折りの巨匠デザイナーに数えられる"イームズ夫妻"にも強い影響を及ぼしたと言われています。
現在でもフィランド産のバーチ材を使用し丁寧に作り続けられる「chair66」。
その生動感溢れるような色合い、深く優しい質感からは、自然の恵みが与える、全ての人の暮らしに優しい家具という、北欧家具の魅力の神髄を伺い知る事ができます。
如何でしたでしょうか。
こちらはimptionオリジナル仕様として、国内でも有数のファブリックメーカー「リバコ Ribaco」社の「NC」シリーズのファブリックをシートに仕立てた一点となっております。
その上質さは勿論のこと、挿し色を効かせたファッショナブルなコントラストは、お使いの空間に活き活きとしたアクセントを添えてくれることでしょう。
初めての北欧家具をご検討の方へもお勧めできる逸品です。是非この機会にご検討くださいませ。