artek
81A dining table
北欧モダニズムの源流を世界中へと広めた、フィンランドの巨匠"アルヴァ・アアルト"。
そんなアアルト氏を代表する家具作品と言って思い浮かべるのは、やはり "アルテック artek" の木製家具ではないでしょうか。
フィンランドの木を味わう。
今でこそ「北欧モダン」と言えば、上質な木材を使ったナチュラルな風合いと、洗練された造形を併せ持つ名品の数々が挙げられると思います。
しかしそんな北欧モダンスタイルが世界中に知られる そのきっかけとなったのは、他ならぬ 巨匠 "アルヴァ・アアルト" の存在なのです。
こちらの「81Aダイニングテーブルは」"北欧の賢人"とも名高いアアルトによって、1933年にデザインされました。
なんといっても世界に衝撃を与えたのは "自然素材×モダンデザインの融合"。
通常洗練されたフォルムというのは相応の素材(金属等)で行う事が当たり前とされていましたが、
アアルトは木材を卓越した技術で加工した「自然に調和するモダンデザイン」という新たな道を開拓した事で、後の北欧モダンデザインに決定的な影響を与えました。
そのデザイン観を象徴するのがこの「 "L-レッグ " 」でしょう。
これは、無垢材にスリット状の切り込みを入れ、薄板を挟み込み、熱を加えながら曲げ木を行うという、木材によるモダンデザインを実現する為に生み出された独自の技術。
実際に現物を見ると分かるのですが、非常に精密かつ洗練された仕上がりとなっており、現代からしても感嘆とさせられる品質です。
一箇所一箇所、本当に丁寧に作られていますね。
接合とは直接関係の無い部分もぴったりと重ねっており、全体の安定感にも繋がっているように感じられます。
使用されている素材は、厳選されたフィンランド産のバーチ。
それも1933年のデザイン当初から現在に至るまで、この素材が変更される事はなく、徹底した拘りを持って製作が行われています。
自然素材ならではの暖かさや、透明感ある風合い。
こちらはナチュラルラッカー仕上げである事も手伝って、適度な撥水性がありながらも、北欧の森の息吹をそのまま味わうかのような触れ心地です。
北欧モダンデザインの原点「アルテック artek ダイニングテーブル 81A」。
素材の風合いはそのままに、卓越した技術を以てして加工していく事で、モダンデザインの凛とした佇まい、木材特有の利点を見事に融合させています。
この絶妙なバランス感。世界中で未だに高い人気を集めている事にも十分に納得してしまうクオリティですし、
どんな空間にもしっくりと馴染み 空間映えしてくれる存在感は、やはり特筆すべき点に満ち溢れたアイテムと言えます。
そしてそれは、今後年月が経っても変わることはないでしょう。
天板の大きさはW150 × D75cmとなっており、4人でゆとりをもって使えるサイズ感です。
北欧フィンランドの逸品を、素敵な空間作りに。
是非この機会にご検討くださいませ。