artek
Experimental Wall Relief by Alvar Aalto
先日、世田谷美術館でやっているスウェーデン・テキスタイル展を覗いてまいりました。
一足入るとそこは圧巻の光景で、壁一面にテキスタイル。天井からテキスタイル。所狭しとアートのように飾られていました。
やっぱり壁には華があった方がいいなと思わされ、自宅に帰ってすぐに布を吊るしましたが全然空間の仕上がりが違います。
そんな感動を覚えている最中、個々祖師ヶ谷大蔵店にもそんな壁に飾るアート作品が入荷致しました。
癒しのために


展示にあったスウェーデンのお隣、北欧のフィンランドが今回の舞台。そこで生まれ、フィンランドだけでおさまらず、「北欧の賢人」と称された「アルヴァ・アアルト|Alvar Aalto」。
今回重要なのは彼が1933年に創設したフィンランド南部にある結核患者のための療養所「パイミオのサナトリウム」です。
患者の視線に配慮した照明の配置や建物のカラーリング等、そこにいる「人間中心」としたデザインで世界的な評価を確立しました。


施設の為に造られたパイミオチェアは結核患者の肺を圧迫せず、最も呼吸のしやすい角度を計算されたデザイン。
そしてプライウッドを使うことで軽量化し。患者自身が簡単に持ち運んで日光浴が出来るようにと考え抜かれています。
入荷したレリーフはそんなパイミオチェアの座面をカットして作られた構造。生産工程は途中までパイミオチェアとまったく同じのようです。
触り心地や目の保養になる北欧らしさ満点の温かさはそのままに、歴史の背景が加わると、そこにただ佇んでいるだけではなく、よりエモーショナルなアートピースとして昇華されます。



パイミオチェアのデザインされたその当時、主流だったスチールパイプは患者にとって冷たくて不快感を覚えるため、触り心地が良く、温かみのあるバーチ材を使用しました。
材はフィンランドを代表する象徴的な木材。冬の厳しい同国では木がゆっくりと時間をかけて成長し、他の地域とは異なる炎を彷彿とさせる、生命力にあふれた力強い木目が生まれます。
確かに木目は力強いですが、白樺の木特有の淡く白っぽい色合いは施設の方々だけでなく、誰しもが魅了される温もりと優しさを併せ持っています。

今回のレリーフは、スコープの25周年を記念して2025年に40個限定で販売されたもの。40個…。直接見れただけでテンションが上がってしまいます。
裏面には金のプレートでしっかりと彫られており、シリアルナンバーは4番!希望のあった番号は抽選だったみたいですが、番号が若いのもなんだか余計にうれしくなります。

パイミオのサナトリウムから始まった重要な歴史のピースとして、そして見る人の心を揺さぶる芸術性を併せ持った逸品。
当時、人の癒しの為にデザインされたプロダクトは1世紀を越えた今も私たちの暮らしを優しさで包み込んでいきます。































美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて