artek
Atelier chair
静かにそこにあるだけなのに、なぜか気になる。目立たず、語らず、それでいて確かな存在感がある。 美術館の静かな空間で生まれたその椅子は、今では暮らしの中にも自然と溶け込み、閑静な美しさを放っています。
主張しない美しさ

2018年、ストックホルム国立美術館のリニューアルに伴い、館内の新しいレストランのためにデザインされた「アトリエチェア」。 芸術家たちが集う“アトリエ”をイメージした空間をコンセプトに、控えめで静かな佇まいを持つ椅子が生み出されました。


ArtekとスウェーデンのTAF Studioによって生み出された一脚。 デザインを手がけたTAF Studioは、「空間に居すぎない存在であること」を重視したそう。つまりそれは、主張しすぎず、かといって埋もれるわけでもなく、空間の一部として自然に溶け込むこと。
アトリエチェアは、公共空間でも家庭でも違和感なく機能する、そんな絶妙なバランスを体現しています。

構造はミニマルながらも、その裏には高い機能性が隠されています。 約4kgという軽さは、持ち運びや移動を容易にしながらも、しっかりとした安定感。最大7脚までスタッキングが可能で、実用面でも優れています。
座ったときの背のあたりや姿勢の誘導も自然で、長時間の使用でも快適さを保てる設計になっています。


この機能美を支えているのが、厳選された素材です。無垢材と成形合板の組み合わせにより、温もりと実用性を両立。こちらのモデルにはアッシュ材が用いられ、ナチュラルな木肌を活かしたラッカー仕上げが施されています。
特徴的な脚部は接合部など、ネジや接合が見えにくく設計され、ミニマルな外観を保っているのもこの椅子の魅力。

このような美しさと実用性の融合は、Artekが創業以来大切にしてきた理念にも通じます。アートとテクノロジーの融合、そして暮らしの中に美を持ち込むという哲学。
アトリエチェアは、その精神を今に受け継ぐ、現代的かつ普遍的なプロダクトとして息づいています。

芸術家のアトリエのために生まれたこの椅子は、今では多くの人々の生活空間に選ばれる存在となりました。 必要以上に語らず、それでいて空間の質を確実に高めてくれる、不思議な力を持った家具。
アトリエチェアは、これからも静かに、人々の暮らしを支え続けていくことでしょう。











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