ARABIA
Too-Ticky figurine
机の上や普段作業する場所に置いておくと、なぜだか気持ちが上がる、落ち着くもの、ありませんか?
私の場合、豪徳寺の手のひらサイズの招き猫が、視界の片隅に入るようにしています。
机の上のパートナー
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なんとも言えない目力、見透かされているような、何かを語りかけられているような、、
どの角度から見ても漂うオーラ。
ムーミンを見たことがある人なら、ご存知かと思います「トゥーティッキ」です。
実は私は名前までは知らなかったのですが、見た目の印象が強く覚えていました。
日本では当初「おしゃまさん」と呼ばれていたそうです。なぜか。
ムーミン谷の住人は、冬は冬眠するか籠もるか避寒するのですが、こちらのトゥーティッキは冬も普通の生活をします。
ある冬の時期、ムーミンだけが冬眠から目覚めてしまうのですが、その時に話し相手になってくれたのが冬も元気なトゥーティッキでした。
聡明で、手先が器用なトゥーティッキ。さまざまな問題を現実的に解決する知恵を持っています。
そんな彼女のモデルは、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの生涯のパートナー「トゥーリッキ・ピエティラ」
ムーミンにとってのトゥーティッキのように、トーベ・ヤンソンにとってトゥーリッキは大きな支えでした。
そんな彼女が原型を手がけたのがこちらのフィギュリン。1992~1996年に製造されました。
アラビアからムーミンのフィギュアが発売されるというのは、そんなにないようで、大変貴重なものになっております。
復刻版も出ているようですが、こちらの当初のデザインの、マットでややくすんだカラーとアンニュイな雰囲気がすきです。
トゥーティッキ、あまり知らなかったのですが、掘り下げるほどに魅力が出てくるキャラクターでした。
そんな魅力を醸し出ているこちらのフィギュリン、何か困ったことに直面したときに、そっと心の支えになってくれそうな気がします。