Aladdin
BF3902 Blue Flame Heater
40,000円のダマスカス包丁を買う寸前までいってやめる日々。
何の迷いも無くポチれないってことは自分にはまだ早いのではないかと葛藤する毎日であります。
10年以上は使えるし、10年で割れば大したことないとも思いつつも中々手が出ない。
しかし、『安物買いの銭失い』ということわざがあるように、やはり安物は品質が悪く結果的に高くつくことがあります。
高価だけど造りの良いものを大切に使う事で結果得をするというのは、大変素晴らしい事ですよね。
と、自分に言い聞かせつつ今夜 包丁を注文します。ありがとうございます。
さて、本日ご紹介するのは品質とデザインの良さから多くの人に愛される名品。『アラジン / Araddin 』の『ブルーフレームヒーター / Blue Flame Heater』です。
石油ストーブの代名詞 Blue Flame Heater
90年以上の歴史を持つイギリスの老舗ブランド『アラジン / Araddin 』の『ブルーフレームヒーター / Blue Flame Heater』。
少しずつ改良を重ねアップグレードはされているものの、当初の基本的な構造とデザインは軸として残されている同社のロングセラーアイテムです。
大幅な改良の必要がないという事はとても素晴らしく、完成された品物であることの裏返しでもあります。
名前の通り、ダイヤルを回してマッチ等で着火すると青い炎が灯ります。
この青い炎は火が安定している証拠で、酸素供給が上手くいってなかったり芯が焦げ付いていたり、石油が足りなかったりすると、炎の色が黄色くなります。
色を見ながら燃焼状態を把握できるのがこのストーブの良いところ。
静かに揺らめくこの青い炎・・・何も考えずジーッと見つめていられる美しさがあります。
エアコン等の風を送り出すヒーターとは違い、温めた空気を対流させることでお部屋を暖めてくれる自然通気型解放式の為、電気は必要ありません。
自然通気型解放式ストーブなんて小難しい名前してますが、温かい空気は上へ冷たい空気は下へ流れる原理を利用した極々シンプルなストーブことです。
ですが、このシンプルでアナログな構造が非常に便利。 電源を取る必要もなければ、電池を交換する必要も無いので、停電時には大活躍してくれます。 アナログであるが故に故障も少なく、長期的にお使い頂けるのがこのストーブの特徴です。
もちろん、感震器が内蔵されているので強い揺れ等を感じると自動で消化してくれますので安全面でも◎。 ただ、すれ違いざまに膝を上蓋にこすると普通に火傷するのでご注意ください。
この面は熱をダイレクトに受けるので、ヤカンやお鍋を置くことで加湿しつつ、コーヒーやお茶を入れる為のお湯としてお使い頂く事が可能です。 田舎ではよく見る光景で懐かしくなります・・・。
芯もお使い頂くうちに交換が必要になりますが、ネットショップ等で2,000~3,000円程度で販売されていますし、交換方法もネット上で様々な方が紹介してくれていますので安心してお使い頂けます。
デザインも良くインテリアコーディネートの一部としてもよく使われています。持ち運びもできるので、お家に限らずガレージ等の作業場にもオススメ。長く使えるだけの耐久性と美しいデザインを両立した逸品です。