ASTIER de VILLATTE
普段、和食器や作家物の器を集めるのが好きな私。
見た目はもちろん、どんなジャンルの料理にも合わせやすく、気づけば自然と和食器を選んでしまいます。
そんな私が、初めて「集めたい」と思った洋食器が、本日ご紹介する陶磁器メーカーの器。
一見すると凛とした冷たさを感じるのに、不思議とどこか温かな気配をまとっている、そんな魅力に惹かれました。
静かな白に宿る温もり

ご紹介するのは、1996年に“ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット”と“イヴァン・ペリコーリ”によって創業された陶磁器ブランド、「アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatte)」の器たち。
職人の手によって時間をかけて生み出される陶器は、独特の白をまとい、一点一点が異なる表情を持っています。
白い釉薬の奥からうっすらと黒土の色がのぞくその佇まいは、どこか陰影を感じさせ、凛とした美しさを際立たせます。
製作の過程で生じる小さな凹凸や釉薬のムラも、欠点ではなく、器に唯一無二の個性と命を吹き込む美点として捉えられているのも、アスティエらしさのひとつです。


今回入荷したのは、同社の定番シリーズ「シンプル SIMPLE」のマグカップと、四本足の友達をモチーフにした「ザ・シアン・エ・シャ The Chien et Chat」コレクションのキャットディッシュ、そしてニューヨークを代表するアーティスト“John Derian(ジョン・デリアン)”とのコラボレーションアイテム。
蚤の市で、古い本や花の挿絵が印刷された紙が収められたアンティークの箱に出合ったことをきっかけに、その美しい図柄や印刷に魅了され、印刷物の蒐集を始めたというジョン・デリアン。
彼の作品に用いられるモチーフは、18〜19世紀の古い図鑑や雑誌に描かれた挿絵や図柄です。
集められたそれらのモチーフは、「デコパージュ」という技法によって、
プレートやオブジェとして新たな命を与えられ、彼自身のブランドでも展開されています。


静かで繊麗な雰囲気を纏った「シンプル SIMPLE」マグカップ。
あどけない表情が愛らしい「シアン・エ・シャ Chien et Chat キャットディッシュ」。
そして、さまざまなモチーフが描かれたプレートたち。
真っ赤なハートが印象的な「ハートディープ Heart Deep」、
アンティークの空気を感じさせる「キー Key」、
古い新聞や雑誌、ポスターのようなフォントが目を引く「ラブ Love」と「ハッピー Happy」。


陶器としては薄手で軽く、琺瑯を思わせるような、カリッとした硬質な触感。
一見、とても繊細ですが、実際に手に取ると強度もしっかりとしており、日常使いにも安心できる品質です。
以前、別の店舗で働いていた頃、アスティエの器を長年愛用されているお客様から、「意外とアスティエって、ガシガシ使っても壊れないのよ。勿体ぶらずに使った方がいいわよ」と教えていただいたことがあります。
あの薄さと繊細な佇まいからは想像もつきませんが、実際に使い続けている方の言葉を聞くと、不思議と背中を押されるような気持ちになります。

器としては勿論、小物入れやインセンスホルダーとしてもお使いいただくのもおすすめ。
使うほどに、その静かな美しさと頼もしさに気づかされるアスティエの器。
日常の中でこそ、その魅力を存分に味わっていただきたい存在です。











美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて