ASKO
Bonanza
本日は、アルヴァ・アアルト等の世界的なデザイナーが登場し、自然素材を多用したシンプルで温かみある家具デザインが数多く誕生した1960年代のフィンランドで、直線構造による無駄のない機能美を演出した当時のビンテージアイテム" アスコ / ASKO "『 ボナンザ Bonanza コーヒーテーブル 』のご紹介♪
何気ない日常にある美しいもの

フィンランドを代表する老舗インテリアメーカー" アスコ / ASKO "。その前身は1918年にヘルシンキ北100kmに位置する街ラハティで創業し、北欧最大の家具製造工場Lahden Puuseppathehdasラハティ木工工場で、タピオ・ヴィルカラやイルマリ・タピオヴァーラ等の著名デザイナーの家具を世に送り出してきました。
こちらはデザイナーEsko Pajamiesにより1960年代に手掛けられた『 ボナンザ Bonanza 』。同テーブルの他にも1人掛けソファから3人掛けソファ、また長方形のセンターテーブルまで、同デザインのフレームで構成されたリビングアイテムが展開されていました。
手狭な日本の居住空間ではセンターテーブルとして使われる事も想像出来ますが、シリーズとしてはL字に設置したソファ2台のコーナーに置くサイドテーブルを想定して作られていたようです。


フレームには森の木々の中で最も進化した組織構造を持ち、はっきりとした木目により「森の王」の異名を持つオーク材を使用。波型の木目、細かな線等、木の息吹を感じさせる表情により、自然と共に生活していると分かる安心感を与えてくれます。エッジは丸く削られ手触りも滑らか。余計な装飾のない直線構造故に、木の表情や細部の仕上げに、自然と人の目が留まります。
天板中央は反りやひび割れを抑える為に突板を使用。その周りは無垢材で確りと覆われ、人や物がぶつかった時のダメージを抑えてくれます。天板の左右それぞれ幅10cmは無垢材を使用し、その延長線上に垂直方向で脚部が真下にのび、ずっしりと力強い雰囲気を与えています。


天板と脚部はあられ組により繋がり結合強度が高められ、またシンプルなフォルムに対してのアクセントとしてもきいています。またあられ組は同シリーズのソファにも採用されている事から、当時のデザインとしてはデザイン面でも重要視されていた事が伺えます。
ナチュラルな色合いは周りの木製家具やフローリングともよく溶け込み、デザイナーズアイテムのコレクションとしては勿論、日常使いとしてもコーディネートが容易。ソファやラウンジチェアとあわせて、様々なインテリアテイストで貴方好みのリビング空間を演出頂けます。

母国フィンランドでも入手が容易ではない古き良き北欧の黄金期に誕生したビンテージプロダクト。情報が限られておりますが、1966年から1968年頃にデザインされたものようです。

同作と類似するフランスの巨匠シャルロット・ぺリアンのレザルクテーブルも1967年にフランスのサヴォア県に建設されたスキーリゾート『 レ・ザルク / Les arcs 』の為にセレクトした事から、同じ時代に誕生した素朴なフォルムには、その時代背景や、人々の好み、生活スタイルを想像する事が出来るかもしれません。











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