ACME Furniture DELMAR Coffee Table

例えば普段身に着けるアクセサリーや晩御飯の隠し味。あると嬉しい「+α」の要素ですが、経験の無い人が挑戦すると何かとケガしがちです。 確かな経験があり、がっちりと固まった基礎があるからこそ上手く扱う事の出来る「+α」。今回はお手本を見せてくれているかのような1点を紹介させて頂きます。

絶妙な「+α」

>>この商品の詳細を確認する 1980年代、ミッドセンチュリーと言う言葉が広く知られる前にいち早くそのデザインに目を付け、魅力を発信し続けてきた"アクメファニチャー ACME Furniture"。2006年にはたっぷりと溜まったミッドセンチュリー家具のノウハウを活かし、オリジナルアイテムの展開に乗り出します。 「アメリカンミッドセンチュリー」の要素を丁寧に抽出し絶妙な配分でトレンドと配合する事により、アクメファニチャーの家具は生まれます。 今回紹介のこちらも正に「絶妙」という言葉が相応しい逸品です。 アメリカ60年代のサイドテーブルからインスパイアを受けデザインされた『DELMAR デルマー』のコーヒーテーブル。現在は廃番となっており、入手の難しいアイテムです。 伸びやかな天板のコーヒーテーブルに、「+α」として付け加えられたマガジンラック。蛇足感は一切無く、互いが互いの魅力を損なう事も無く、コーヒーテーブルとマガジンラックが見事に調和しています。 片足がそのままマガジンラックを兼ねている為当然デザインは左右非対称になる訳ですが、絶妙な脚の配置と形状により、非常に心地良いバランスに仕上がっています。 くり貫かれた天板の、楕円のような長方形のような形もまた絶妙。そこから覗くマガジンラックのバーも面白く、様々な角度から眺めたくなるコーヒーテーブルです。 さて、いかがでしたか？ 「+α」のお手本を見せてくれているかのような、アクメファニチャーの名品。 この家具から学ぶところは多そうでございます。