eilersen
PLAYGROUND
ソファなのに、座るだけではもったいない。
幅216cm、奥行き121cm。
セミダブルサイズのベッドとほぼ同じ大きさの座面を持つ「PLAYGROUND」は、リビングの中にもうひとつ、大きな居場所ができたようなソファです。
足を伸ばして横になったり、クッションを抱えて本を読んだり、家族で並んで映画を観たり。
朝はごろごろする場所、午後は子どもの遊び場、夜はみんなで集まる場所。
大きなキャンバスに好きな絵を描くように、この場所でどんな時間を過ごすかを考えるところから、楽しみが始まります。
広い座面を、思いのままに

1895年、狩猟用の馬車のシートとボディを手掛けるメーカーとして創業したeilersen(アイラーセン)。
その後、バスやトラックのシート製造へと進み、1940年代からは本格的に家具づくりを始めました。
1959年にはイルム・ヴィッケルソーによる「IWチェア」を発表するなど、さまざまなデザイナーとの協業も行っています。
長い歴史の中で作るものが変わっても、変わらなかったのが「座り心地」へのこだわり。
今回のPLAYGROUNDをデザインしたのは、3代目の経営者でもあるJens Juul Eilersen(イェンス・ユール・アイラーセン)です。
フレームには無垢のパイン材を、クッションには耐久性と快適性のバランスを考えたコールドフォームを採用するなど、見た目だけでは分からない部分にも、アイラーセンらしいものづくりが息づいています。

実際にこの広い座面に腰を下ろしてみると、ふかふかとしたクッション性がありながら、身体がそのまま沈み込んでしまうようなやわらかさではありません。
しっかりと身体を受け止めてくれるので、座っても横になっても心地いい。
奥行きがたっぷりあるから、普通のソファなら足を折り畳んでしまうところを、そのまま伸ばしてくつろげます。
テレビを観ながら横になってもいいし、窓の外を眺めながらぼんやりしてもいい。
ソファの上で体を動かせるだけの余白があると、寛ぎ方まで少し変わってくるものです。

そして、このソファならではの仕掛けが、固定されていないバックフォームクッション。
背もたれが決まった位置にないから、クッションを好きな場所へ動かすことができます。
壁際に寄せれば、背中を預けてゆったり座るスタイルに。
真ん中に置けば、左右からそれぞれ腰掛けることもできます。
今回は同じ生地で作られた別売りの「RIG(リグ)」ソファクッションも2点付属。
クッションを増やして寄りかかる場所をつくったり、ひとつを抱えて横になったり。
大きな座面に対して、クッションが小さな家具のように役割を変えてくれます。

たとえば、リビングでお父さんは映画を観ていて、お母さんは本を読んでいる、
その隣では子どもが遊んでいる。
みんな別々のことをしているのに、同じ場所にいる。
そんな光景が、このソファなら自然に想像できます。
リビングとダイニングの間に置くことを前提に作られているのも、こうした過ごし方を考えてのこと。
ひとつのソファを家族全員で同じように使うのではなく、それぞれが好きな姿勢で、それぞれの時間を過ごせる。
気がつけば誰かがいつもここにいる、そんな家の中心になってくれそうです。

柔らかなベロア生地のベージュ系カラーは、触れたくなるような温かみのある表情。
凹凸のある生地感も相まって、空間に置いたときにはどこかほっとするようなカジュアルさがあります。
それでいて、全体の印象は意外とすっきり。
直線的な座面やクッションのラインに、金属製の脚が加わることで、脚先までシャープにまとまっています。
柔らかな生地と、図形的なフォルム。
この少し異なる要素が組み合わさっているからこそ、リラックス感がありながら、洗練された佇まいに仕上がっているのだと思います。

ベージュという色も、このソファの楽しみ方を広げてくれます。
深いグリーンやブルーのブランケットを合わせてもいいし、赤やオレンジのクッションを置いてもいい。
木の家具と合わせれば穏やかな雰囲気に、色の強いラグやアートを合わせれば、また違った表情になりそうです。
付属するRIGソファクッションも含め、周りに置くものを少し変えるだけで、リビングの景色まで変わっていく。
大きな座面があるからこそ、そこに置くものも、そこで過ごす人も、ひとつの決まった形に収まりません。
今日はここで何をしよう。
そんなことを考えるのも、そのソファを使う楽しみのひとつなのかもしれません。































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