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北欧ビンテージ Scandinavian Vintage ダイニングチェア チーク材 ラダーバック ファブリックシート 座面張替済 ~経年のなせる業~
Scandinavian Vintage
Dining Chair
若さは武器。でも歳を取ることも悪いばかりではありません。
教養や経験が積み重なり自立する。精神的にも成熟し自分のことを理解する。自分を知っているからこそ魅力的に見せることができる。
そんな風に年を重ねられたらいいなと思います。
変化を個性に、味わいに
もしかすると、自然体のまま歳を取るのは人間よりも家具の方が得意なのかもしれません。
傷や汚れを風合いとして取り入れ、積み重ねた経験をすべて隠すことなくありのまま見せるからこそまとう味わい深さ。
このダイニングチェアもまたそうやって40年以上もの年月を過ごしてきたビンテージのアイテムです。
きっと生まれた1976年にはぴかぴかだったはずのチーク材も色味の濃淡が増し、年相応の変化を遂げました。
でもただ風合いが増しただけではありません。たまには修復されて、磨きをかけたりお色直ししてみたり。
これまでとは違うファブリックを身につけたことで、この椅子はきっと新しい自分を発見したことでしょう。
ピンクとオレンジの刺繍で施された幾何学模様の生地。一見、北欧のイメージとは異なるポップでレトロなテキスタイルです。
それでもこのチェアにマッチし可愛らしいと思えるのは、もともとの滑らかなフレームラインがあるからこそではないでしょうか。
横から見ると波打つように緩やかな曲線を描くラダーバックの背もたれ。背中を支える一本一本のバーも、リボンのようなフォルムで一直線ではないことが分かります。
また脚部も丸脚と角脚を前後で使い分けられるなど、随所にこだわりの光るデザインが散りばめられています。
自分の世界をしっかりもっている人間が魅力的であるように、経年によって変化しながらも本質の美しさを失わない家具には不思議と惹かれるものです。
チーク材が主張するのではなく座面を引き立てる北欧ビンテージのダイニングチェア。
もしこの先、新しいファブリックをまとうことになったとしても、この椅子ならしっかりと受け止めてくれるはずです。
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