さて、どう選びましょう？

 

 

座り心地で選ぶ。見た目で選ぶ。テーブルとのコーディネートで選ぶ。それぞれのお気に入りを選ぶ。

 

ダイニングチェアの選び方は千差万別です。

 

さて、皆さんはどのようにダイニングチェアを選びますか？

 

 

 

Pick up ” Dining Chairs”

 

 

迷うことなく統一感のある食卓を完成させたい！という方には、テーブルと同じシリーズなどのセット購入が一番のおすすめ。

 

でもインプションはリサイクルショップ。揃いで入荷する機会はそこまで多くありません。

 

なのであえてバラバラのデザインの椅子をコーディネートするのがインプション流。今回はスタイル別で集めてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ① 北欧ビンテージ

 

 

 

 

北欧ビンテージ チーク材 ダイニングチェア ラダーバック

 

 

 

 

1976年生まれのビンテージの逸品。滑らかな木肌に緩やかな曲線、刺繍が施されたファブリック座面がレトロな雰囲気を作り出します。

 

一見華奢に思えますが、広々としたシートでゆったりとして掛け心地をお楽しみ頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コフォードホーンスレット EVA ダイニングチェア

 

 

 

 

デザイナー、Neals Koefoed（ニールス・コフォード）が自身の娘の名を冠した3部作のひとつ「エヴァ | EVA」。

 

すらりと伸びる背もたれとすっきりとしたフレームラインに、赤いファブリックをまとったお洒落さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンビンテージ チーク材 ダイニングチェア

 

 

 

 

北欧ビンテージと見間違うほどにスタイリッシュさも兼ね備えた、日本の古い食卓椅子です。

 

落ち着いたベージュ系のファブリックが、先ほどの赤い座面とは好対照。お部屋のインテリアに溶け込むデザインが◎です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ② ヨーロピアンクラシカル

 

 

 

 

UKビンテージ マホガニー材 アームチェア

 

 

 

 

チークとは異なる深みのある木色は、マホガニーだからこそ味わえる風合い。個人的には、ブラウンと若草色のコンビネーションがたまりません。

 

ゆったりと食卓を囲むことができるアームチェア。クラシカルだけどクラシカル過ぎないフレームラインが取り入れやすそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ③ インダストリアル

 

 

 

 

UKビンテージ スクールチェア

 

 

 

 

もともとは学校で使われていたこちらのチェア。こんな椅子に座っていたなぁとなんだか思い出が蘇ってくるようです。

 

授業も給食もおしゃべりもこの椅子の上で過ごしたあの頃。お家でもそんな気分に浸ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

リオン LYON フォールディングチェア

 

 

 

 

from アメリカのリアルインダストリアルデザイン。パンチングメタルの折りたたみ椅子って、実はあまり見かけないデザインかもしれません。

 

グレーのようなブラウンのようなどちらともいえない鈍色が、その雰囲気を高めてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

コトブキ KOTOBUKI サイドチェア 柳宗理

 

 

 

 

インダストリアル？と思われた皆さん、すいません。無理やりこのカテゴリーに入れてしまいましたが、ザ・ミッドセンチュリーです。

 

でもこの椅子ならきっと無骨なインテリアにもビンテージスタイルにもしっくりくるはず、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ④ イタリアンモダン

 

 

 

 

カステリ CASTELLI スタッキングチェア

 

 

 

 

オフィスや公共施設で使われる椅子のイメージが強い、通称・カステリチェア。ですが、座り心地はイームズのDCMとも比較されるほどゆったりなのです。

 

これはダイニングチェアとしても重宝するに違いない！ぜひ一度掛け心地を確かめて頂きたい1脚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリガリス Calligaris ネオンチェア

 

 

 

 

屋外でも使用可のネオンチェア。スタッキングもできるうえ、軽量で持ち運びや移動もラクラクと実用性は抜群です。

 

ポリプロピレンのシェルは程よく背もたれがしなり、意外に快適に座ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ⑤ 北欧モダン

 

 

 

 

アルテック artek 611 スタッキングチェア

 

 

 

 

ナチュラルな温かみと洗練されたデザインをあわせもつ、Alvar Aalto（アルヴァ・アアルト）の北欧モダンスタイル。やっぱり、このブランドは外せません。

 

ウェービングテープの座り心地が病みつきになる「611」。長く愛され続ける理由はデザインだけではないようです。

 

 

 

 

 

 

 

フリッツハンセン Fritz Hansen セブンチェア

 

 

 

 

そして、こちらも紹介せずにはいられない1脚。世界的ベストセラーを誇るこの椅子には、きっともう説明なんて要りません。

 

スマートで洗練されたデザインなのに、柔らかさと優しさを感じさせる絶妙な佇まい。名作椅子の威厳と風格が漂っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ⑥ ナチュラル

 

 

 

 

アーコール Ercol クエーカーチェア

 

 

 

 

ナチュラルはナチュラルでも、経年の風合いをまとったナチュラル。素朴さを残した心地よいシンプルは、アーコールならではです。

 

使ううちにさらに味わいが増すであろうビーチ×エルム材の木味もぜひ楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

アクタス ACTUS ELIZA 2 ダイニングチェア

 

 

 

 

ボウバックチェアといえばアーコール社も有名ですが、それに負けず劣らずのデザインをもつアクタスのダイニングチェア「エリザ | ELIZA 2」。

 

素材の温かみを感じられるナチュラルなダイニングシーンに最適な1脚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

フランフラン Francfranc コムンチェア

 

 

 

 

温もりのアッシュ材に深いグリーンのファブリックシート。ナチュラルにもモダンにも溶け込んでくれるプレーンなデザイン。

 

フランフランの椅子は、いつもコーディネートしやすい、取り入れやすいと思わせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

PVCレザー ダイニングチェア

 

 

 

 

そのまま使えばホワイトですっきりと、カバーをかければブラウンで落ち着きを。このダイニングチェアは、2度おいしいんです。

 

優しい雰囲気をまとうシンプル＆ナチュラル。カバーを手作りして、違ったテイストを味わうというのもおもしろいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイル ⑦ その他のチェア

 

 

 

 

日進木工 NISSIN オーク無垢材スツール

 

 

 

 

ダイニング用にも使えるスツールは、来客時にも重宝するアイテムです。普段は腰掛けやオットマンとして、必要なときだけ食卓へ。

 

ジャパンビンテージのレトロさを感じられる飛騨の家具。ベージュのファブリックがよく似合っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

松本民芸家具 #19型 ラッシスツール

 

 

 

 

同じくスツールをもうひとつ。職人さんが丁寧に作り上げる松本民芸家具の逸品です。

 

程よいしなりが心地のよいラッシ編みの座面。ミズメザクラのフレームとの組み合わせに、和モダンな佇まいを感じて頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

アーコール ERCOL 440 スタッキングチェア

 

 

 

 

アーコールのキッズチェアは、ダイニングチェアさながらのデザインが魅力的。もともと学校で使われていたなんて、想像がつきません。

 

ロースタイルの食卓のお子さま用の椅子としていかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

 

 

それぞれに個性的で魅力の詰まったダイニングチェアたち。スタイル別で探すといっても案外カテゴリー分けが難しいものです。

 

結局、型にはめるのはよろしくないのかもしれません。共通するスタイルから選ぶのも、あえて違うスタイルをミックスさせるのもどちらも楽しくておもしろいはず。

 

自分だけのミックススタイルでつくるオリジナルのダイニングシーンをぜひ作ってみてはいかがでしょうか。