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- 南桂子 KEIKO MINAMI 銅版画 エッチング "森の中の城" 7/50 1969年 ~美術館に収蔵されるレベルの作品です【買取と販売とレンタルのお店】
南桂子 KEIKO MINAMI 銅版画 エッチング “森の中の城” 7/50 1969年 ~美術館に収蔵されるレベルの作品です【買取と販売とレンタルのお店】
南桂子 ” 森の中の城 “Etching 50/7
本日は、南桂子によるエッチング作品”森の中の城”のご紹介です。
QD17-27
南桂子は1911年、富山県高岡市に生まれました。
歌人であった母親は顔を覚える前に他界し、父親も、12歳で他界。
早くに両親を亡くし親戚のもとで育てられ、女学校を卒業して1度目の結婚をします。
結婚生活は順風満帆とは行かず1945年に長男と上京し、
童話作家の壺井栄と画家の森芳雄に師事しました。
そして森芳雄のアトリエで、後のパートナーとなる版画家 浜口陽三と出会います。
彼女の銅版画のキャリアは40歳を過ぎてからで、
ジョニー・フリードランデル版画研究所でアクアチントを学びました。
銅版画固有の、繊細で凝縮された細いラインで描かれる、陰影の無い独特の世界観。
少女や小鳥、植物、お城など一見女性的でファンタジックなモチーフですが
常にさみしげな空気が漂い、見た人の心を静かに波立たせる、エモーショナルな魅力があります。
“森の中の城”は、1969年、58歳の作品です。シンプルな線の強弱と、巧みな構図によって、
見る人に、「場」の温度や湿度、森の静けさをも感じさせます。
こちらの作品は、デッサンが文化遺産に登録されており、この作品自体も美術館で展示されるレベルのもの。
長らく浜口陽三の陰に隠れていた彼女ですが、
2000年前後から画業が知られるようになり、今では非常に人気の高い作家となっています。
こちらの作品はサイズも5号と大きく、エディションは7/50、サイン入りです。
この機会にぜひ、ご検討下さいませ。
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