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AP-stolen AP34/2 エアポート AIRPORT 2Pソファ ファブリック ハンス・J・ウェグナー デザイン ビンテージ デンマーク 北欧 希少 ~ 近代モダンの名作 ~
AP-stolen
AP34/2 sofa
こんにちは。用賀店のふくです。
本日は大変希少な北欧のビンテージ家具をご紹介させて頂きます。
北欧のビンテージ家具を語るには外せないのはハンス・J・ウェグナー。
生涯で500脚以上の椅子をデザインした事でも知られており、名作と称されるアイテムたちは世界中で愛され続けています。
また、当時のビンテージアイテムだけではなく、現在では復刻されているものも多数あり、近代の家具デザインに非常に多くの影響を与えている1人と言えるでしょう。
誰もが憧れるウェグナーの家具。
その中でも大変希少なソファが用賀店に入荷致しましたのでご紹介させて頂きます。
近代モダンの名作
こちらはウェグナーが手掛けた『AP34/2 AIRPORT 2Pソファ』です。
デザインは1956年頃。
当時、張りぐるみの椅子を得意としたデンマークの工房“AP Stolen”により生産されていました。
AP Stolenは1974年に廃業しており、このAP34は現在GETAMA社からGE34として復刻されています。
今回入荷したものは復刻品ではなく当時物となりますので、大変希少であると言えるでしょう。
デザインの特徴としては非常にミニマルでモダンであることと、脚部にスチールのストレートレッグが採用されていること。
ウェグナーのデザインの中でも脚部にスチールが用いられた家具は数点ございますが、年代を鑑みるとこの形のスチールレッグはAP34からの試みである可能性があります。
(同AP35も1956年。ANDREAS TUCK AT12はデザインが1957年と言われており、非常に似た脚部が使われているのが確認できます。1950年代からル・コルビジュエやミース・ファン・デル・ローエといった近代建築の巨匠たちへも敬意を表したデザインも発表しており、当時の時代背景や流行、手掛けるメーカー別にデザインを変えるウェグナーの懐の深さに驚かされますね。)
サイズ感としては日本の住宅においても違和感を感じさせないコンパクトな大きさ。
クッションはもちもちとした弾力でしっかりとした反発力を感じさせますが、座面の奥行はしっかりと確保されておりますので安楽性は充分。
やや高めに感じる座面高も腰を掛けてみると違和感は御座いません。
張地は近年にメンテナンスがされていることと思われますが、落ち着いたブラウンカラーとなりますので雰囲気を損なわずミニマルなデザインを楽しませてくれます。
木材を用いた家具が多いイメージのあるウェグナーが手掛けた近代モダンの名作ソファ。
一切の無駄を感じさせないシート。
すとんと落ちるレッグが独特の空気感を生み出しながらバランスを整える役割も担います。
居心地も良く、洗練された姿から空間の主役となるでしょう。
現行復刻品の約半値でのご案内となります。
2シーターは国内外の市場にほとんど出回っておりませんので、スタジオや什器などでの使用もお勧めです。
用賀店に展示しておりますので、気になる点があればお気軽にご連絡くださいませ。
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