手のひらを太陽に透かしてみれば

 

 

ここ数日の間で、日が落ちるのが早いと感じる事が増えました。

 

汗かく気温はまだ続いていますが、帰り道には涼しかったり、暑さを気にせずいられる日も同様に増えています。

 

ちょっと寂しいですが、こうなると秋本番ももうすぐ。

 

静かな夜を彩ってくれる照明が今回のご紹介です。

 

もし宜しければ、ご覧になっていってください。

 

 

 

Pick up items

 

 

あかり。光を与えてくれるものを扱う事が出来たことによって、人間は活動時間を増やし、そして高い知能に相応しい進化を遂げてきました。

 

焚き火などプリミティブで力強いあかりにはじまり、電気を用いた電球が出来上がる事で、屋内でより安全にあかりを用いる事が出来るように。

 

そういった光のもとに対して、人は今でも色々と工夫を凝らしているのです。

 

 

 

 

THE GLOBE  Pendant Light

 

 

 

 

 

 

 

まずはクラシックなタイプから。アンティークの雰囲気たっぷりのアイテムを取扱う、池尻はTHE GLOBEのペンダントライト。

 

開いた花のように可憐なフォルムに、ストライプカットと呼ばれる縦のラインが施され、光をとどめる工夫が凝らされた1台。

 

透明なガラスシェードですが、凹凸を付ける事で直進する光を屈折させています。

 

このシェードはプレスガラス(型押し)。真っ赤でドロドロになった液体ガラスを型に流し込んで冷やすとこんな素敵な形になるのですから、人の知恵というのはすごいなと感心してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

French Vintage Pendant Light

 

 

 

 

 

 

 

お次はフランスのビンテージ。

 

浅めの傾斜がつけられたシェードは同じくガラス製ですが、縁はクリア、中心はミルクガラスと2種類の組み合わせになっています。

 

白く不透明になるミルクガラスが中央にある事で、光はより強くとどまり、より照明そのものの存在を感じさせてくれます。

 

シェードを伝った先にあるフリルのウェーブは、その先端でキラリと光り、エジソン電球のようなレトロな雰囲気もしっかりと。

 

ソケットの根元もプクリと丸く、フランスらしい軽妙なバランスを楽しめる1台です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

flame Pendant Light

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらは人気の国内ライティングブランド、flameによるもの。乳白色のガラスで全体が統一されたペンダントライトです。

 

フランスビンテージが軽やかな装飾が可愛らしい1台とするなら、このフレイムは輪郭の無い存在感が特徴の1台。

 

白とクリアの二層構造のシェードは捉えた光を柔らかく拡散する事で、光源のあかりを見るというより、ぼんやりと光るシェード自体を楽しむといった趣があります。

 

シェードの角度も対照するように深く、スポット的な使い方がオススメなペンダントライトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FLOS GLO-BALL  Floor Light

 

 

 

 

 

 

ちょっと番外編、フロス FLOSからグローボールのフロアライトです。

 

光そのものからそれをコントロールするベース、シェード、そして果ては概念まで。照明の歴史を牽引してきたイタリアのライティングブランド フロス。

 

そしてミニマルにも通じる概念である「スーパーノーマル」を作り出したプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン。

 

このタッグで作り上げられたシェードの形は、その通り「普通を超えるふつう」。

 

意外性を持たせている訳では無いのに、バランスを保ったままに目が離せないような不思議な魅力を作り出す。

 

時代を築き、そしてY2K(= Year 2000)の時代を彩った名品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LE KLINT 172B ”SINUS LINE”

 

 

 

 

 

 

 

最後は北欧のライティング。

 

デンマークの家具デザインを世界的なものに押し上げたデザイナー・建築家・教育者であるコーア・クリント。その祖先はオイルランプ用に趣味でプリーツシェードを作っていました。

 

コーアの兄であるターエ・クリントがそれを会社として扱い、デンマーク王立芸術学校で学んだデザイナー ポール・クリスチャンセンがその中に持ち込んだのは「曲線」。

 

それまでは折り紙さながらに直線しかなかったシェードは柔らかなカーブで新しい表情を作り出しました。

 

アルネ・ヤコブセンの代表作、ステルトン社のシリンダラインのようになりたい、という願いを込めて付けられたシリーズ「サイナスライン」は今でも愛される定番に。

 

光源を柔らかく包むシェードに、数学的に美しい折り目が添える美しさ。

 

時を止めたような静かな空間を作りだす、北欧の暮らしが生んだペンダントライトです。

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

 

現代、ビンテージ、ブランド、そしてアノニマス。同じ照明器具でもアプローチ次第でこんなにもバラエティは様々。

 

お気に入りが見つかりましたら、是非この機会に迎え入れてあげて下さいませ。

 

暮らしを豊かにしてくれるその工夫。是非楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 取扱い店舗 

 

» 用賀店

店舗情報はコチラからご確認下さい。

 

» 用賀店の取扱商品一覧

※常に最新の在庫状況の反映に努めておりますが
実店舗での販売を兼ねている為
ご覧頂いた時には売り切れとなっている場合も御座います。

お手数をお掛けしますが、ご来店の際は店舗まで一度ご確認をお願い致します。

 

 


ブランド・デザイナーズ家具を売るなら

 

 

CATEGORY | カテゴリー

imption All item

SHOP | 店舗情報

  • 祖師谷大蔵店

    〒157-0071
    東京都世田谷区千歳台 2-46-10-1F
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-5429-9415
    FAX:03-5429-9416

  • 用賀店

    〒158-0098
    東京都世田谷区上用賀 6-33-22-1F
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-3429-2311
    FAX:03-6432-6799

  • 経堂店

    〒156-0051
    東京都世田谷区宮坂 3-20-1
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-5426-2041
    FAX:03-5426-2042

  • 下北沢店

    〒155-0031
    東京都世田谷区北沢 2-6-11-1F
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-5452-4746
    FAX:03-5452-4747

  • 自由が丘店

    〒158-0083
    東京都世田谷区奥沢 5-20-21-1F
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-6421-1294
    FAX:03-6421-1295

  • 学芸大学前店

    〒152-0004
    東京都目黒区鷹番 2-4-12・2-9-3
    OPEN 11:00 ~ 19:00(短縮営業中)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:03-6303-2880
    FAX:03-6303-2898

  • 登戸BASE EC店

    〒214-0032
    神奈川県川崎市多摩区枡形3-1-5-105区画
    OPEN 10:00 ~ 19:00(予約制)
    CLOSE 木曜定休日 年末年始
    TEL:044-819-7688
    FAX:044-819-7689
    (※商品のお引き取り等は11:00~18:00)