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- 松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア ダイニングチェア ミズメザクラ 刻印有 バーナード・リーチ 民藝 和モダン 定価¥97,900-~和洋折衷な民芸家具~
松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア ダイニングチェア ミズメザクラ 刻印有 バーナード・リーチ 民藝 和モダン 定価¥97,900-~和洋折衷な民芸家具~
松本民芸家具
#72 リーチ型 ウィンザーチェア
昨年の夏、長野県の松本市を訪れました。長野県というと宿場町や大自然のイメージが強かったのですが、松本市は都会的な印象でした。
何百年もの歴史を持つ風情ある’’昔の宿場町’’と’’近代的な都市部’’が同時に混在する長野。
そんな長野の松本市を発祥とする、古き良き日本の民芸と西欧のモダンが混ざり合った家具を手掛けるのが「松本民芸家具」。
古今な街で和洋折衷な民芸家具を作り続ける老舗の家具工房です。
和洋折衷な民芸家具
1944年に現在の前身となる”中央構材工業”として始まり、その後の民芸運動をきっかけに民芸家具造りに傾倒していきます。
現在でも職人による’’手作り’’に拘り続け、作られた家具にはその責任の証として職人の刻印がされています。
こちらのチェアの名前は「#72 リーチ型 ウィンザーチェア」。古風な和テイストなのにデザインはヨーロッパ的な印象を受けます。
それはイギリスの陶芸家「Bernard Howell Leach バーナード・リーチ」氏の指導によるもの。
リーチ氏の監修を受け日本の生活に沿った西欧家具を製作し始め、松本ウィンザーチェアの礎を築き現在に至ります。
松本民芸の家具でよく目にする「ミズメザクラ」。渋みのある赤茶色の杢目は高級感があり、日本の伝統を感じ取れます。
個人的には、このミズメザクラの渋さこそが和のテイストを感じる一つの理由のような気がしています。
実はとても堅い木材で加工するのには熟練した職人の技術が必要なんだとか。
一見華奢に見える脚ですが、八の字の為しっかりと体重を分散してくれるので安心して体を預けることが出来ます。
またアーチ型の背もたれは後方にゆったりとした傾きがある為、長時間の着座でも疲れにくい造りとなっています。
さらに座面には座刳りが施されていて、座り心地を格段に良くしてくれています。
単に頑丈であるというだけでなく、座る人の事を考えて作られていているのもうれしいポイント。細部にも職人の拘りと誇りが感じ取れますね。
ふらっと立ち寄ったお蕎麦屋さんが人生で一番おいしかった松本。
ブログを書いていると色々思い出してきますが、次回訪れるときは発祥の地で松本民芸の家具を見てみたくなりました。
日本が誇る伝統民芸。時代を超えて愛される家具には職人の拘りと誇りが詰まっています。
そんな職人が丹精込めて作り上げた伝統的な歴史を感じていただきたい一脚です。
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