Hita Craft
3 Seater-Sofa of Solid Teak

 

 

私事ではございますが、近々転居予定な私。大きな家具は後ほど部屋に合わせて少しずつ揃えていくつもりなので、服や食器、書籍など身体の枠内に収まるものを荷造りしていっているのですが、終わらない。そしてやはり終わらない。ちょっと嫌な予感がしているのですがどうしましょう。

 

現実で直面する問題の大きさからか、もしくはその物量故か、はてさてその他の問題からか。頭がいっぱいになってしまった時人は茫然と立ち尽くしてしまいます。

 

そんな時、もしくは逆に大きな問題を片付けた時なんかに、ちょっと一息が欲しい。

コーヒーや、この季節ならあったかいほうじ茶なんかを飲みながら身体のこわばりをどこかに投げやりたい。そんな労りの気持ちを後押ししてくれる、こだわりのソファが入荷致しました。

 

もし宜しければ、是非一緒にご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

ボリュームのあるクッションで

 

 

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今回は3人掛けのソファ。お部屋の雰囲気を考える際には外す事のない「ザ・主役」なポジションのアイテムです。

 

家具の中でも安楽性の高いチェア等の腰掛けは素材からデザイン、カラーリングと抜群のバラエティを誇りますが、その中でソファはより「寛ぎ」にフォーカスしたアイテム。

 

身体の重さを柔らかなクッションで分散して、文字通り体の「力を抜く」。素の自分を取り戻す大事な時間です。

 

叶うことなら頑張った自分にふさわしいちょっとイイソファにしたいですよね。

 

 

 

 

 

 

そんなソファの価値の決め手は大きく3つ。まずは人々が理想とするシーンにマッチする「デザイン」。そしてそのデザインを可能にする「素材」。その素材を家具の形にするための「人の手間」。

 

今回のソファはそんな観点から見てみたいと思います。

 

 

 

 

 

デザイン。クラシックな印象も少しありますが、やはりモダンな造形です。

 

ジャパニーズモダンの立役者である剣持勇氏や所属していた商工省工芸指導所、柳宗理氏らの働きかけによって良質なプロダクトデザインの国として紹介されていた北欧諸国。

 

輸出の振興策として、そして何より心地よく優れた日本の暮らしのために。日本の家具メーカーはデザイナーと一丸となってその要素を学び、新しい日本の暮らしを作っていました。

 

 

 

 

 

 

北欧のデザインを可能にしていたのは、腕っこきの職人たちを抱えた家具工房でした。

 

例えばデンマークでは家具職人の組合であるキャビネットメーカーズギルドやその工房を立ち上げる為に必要であったマイスター制度があり、親方の下につき技術の継承を得て、ギルドからはその経営ノウハウを学ぶ。そんなバックアップの体制が国として整っていました。

 

そしてコーア・クリントによって浸透した「リ・デザイン」の考え方。過去の名作の良さを学び取り、現代の暮らしに合う様デザインし直す。

その繰り返しにより積み重なった実績は、半世紀以上も続く至上の人気で実感する事が出来ます。

 

 

 

 

 

 

日本でその品質を背負っていたのは百貨店。伊勢丹や三越、大丸など世界の品を知る百貨店が窓口となり、高い技術を認めた企業に製造を依頼していました。

 

青林製作所や山品木工など、浄瑠璃の黒子のように裏方に徹していた企業はその実情を知る事は中々に難しいのですが、その中に今回の日田工芸が含まれています。

 

 

 

 

 

 

日田工芸の特徴の一つとして挙げられる「素材」。北欧家具の代表材とも言えるチーク材が採用され、他にはない温かみを感じさせてくれます。

 

チーク材の原産地は東南アジア。日田工芸ではその中でも最高品質と呼ばれるミャンマーチークを使用したとされています。

 

需要の増加から伐採に制限のある現在。嬉しい事に現地で植林されたチーク家具が出るようにはなっていますが、杢目の詰まりや色味はやはりミャンマーチークとは異なります。

 

このソファに使われたチークは全て無垢材。当時でしか作る事の出来なかったアイテムが今も残っている事がとてもありがたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

そして日本らしい「人の手間」が分かる造り。丹精な見た目を支えるフレームは良い意味で華奢さの無い「骨太」。

アームレストの肘付近やサイドフレームには8センチ程度の太さがあり、見た目から安心を感じさせてくれます。

 

背もたれのスポークは握り込めない程の太い棒材を使い、クッションの面と一体になるように接触面は面取りしています。

座高はアクセスしやすい40センチ、背もたれは首を倒せば頭を預けられるハイバック仕様ととことん日本向け。

 

 

 

 

 

 

贅沢な素材に高い工作精度、グレーテ・ヤルクのソファのように丹精なデザインとそれを支えるしっかりとしたフレーム。1970~80年代位の製造と思われますが、当時の日本の成熟度合いが伺える貴重な1台です。

 

クッションのウレタンは交換・補充を行い申し分のない座り心地。ファブリックはシンコール社 ラバンダのシックなチャコールグレーに新品張替済み。

ビンテージのアイテムですが、新しい気持ちでお使い頂ける嬉しいコンディションです。

 

 

 

 

 

カップボード、チェア等と比べて、ソファは中々見掛ける事がない日田工芸。

日本でしか作り得ない素敵な品質の1台をお探しの方は、この機会をお見逃しなきよう。

 

ぜひこのソファで贅沢な一息をつきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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