Wittmann
sitz maschine

本日は、ブラック塗装が施されたブナ材フレームに真鍮の棒を使用したリクライニング機能を備え、機械の様な独特のフォルムを完成させた” ヨーゼフ・ホフマン / Josef Hoffmann “デザイン、オーストリア・Wittmann社『 座るための機械 / sitz maschine 』手動式リクライニングチェアのご紹介♪

コレクター必見！世界的建築家ヨーゼフ・ホフマンの名作

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ヨーゼフ・ホフマンは、19世紀末から20世紀にかけてオーストリアで活動した建築家兼デザイナーで、当時の保守的な伝統主義からの脱却を求めたウィーン分離派の中心人物のひとりとして知られています。古典的モダニズムとポストモダニズムの両方に大きな影響を与え、ベルギー・ブリュッセルにある同氏の代表的モダニズム建築「ストックレー邸」は世界遺産にも登録されています。

建築は勿論、クーブスソファやハウスコラーソファ等、直線を基調に構成された完璧なデザインは「方形のホフマン」と呼ばれる程。余計な装飾を限りなく除きながらも無味乾燥な印象は無く、どことなく優美さを内包したシルエットに目を奪われます。

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こちらはヨーゼフ・ホフマン1905年の作品「座るための機械 / sitz maschine」。1903年に自身が創設したウィーン工房にとって、最初の大仕事となる「プルカースドルフのサナトリウム」の建設、その内装受託に際してデザインされた椅子になります。

前衛的な試みを追い求めていたホフマン特徴的な様式は背もたれの格子柄からも見受けられ、同時代に制作していた銀製のフラワーベース等の工芸品とも共通しています。また本作のアーム部の球体装飾はサナトリウムの食堂椅子のデザインにも使われています。

メインフレームにはステイン仕上げのブナ材が使用され、メリハリの利いたブラック色ながら座面には杢目の表情を薄らと残しています。ドイツ語のSitz（座席）とMaschine（機械）を組み合わせた造語を作品タイトルとし、機械の様な見た目ながら、所々に木製椅子本来の印象を残しています。アート作品の造形美とデザイン作品の機能美が融合したかの様なバランスの取れたシルエットを完成しています。

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直線構造に拘りを持つホフマンですが、同作はアーム後部から脚部にかけて美しい弧を描く曲木や、所々に見られる球体パーツに目が行きます。格子や背座のストレートラインに対して、造形のバランスを保つ丸みが取り入れられ、全体にリズムを加えています。

抽象的なパーツの組み合わせながらも機械部品を想像させる遊び心溢れるデザイン。背もたれ後ろには真鍮製の調整棒が装飾の一部として取り込まれ、背もたれ両脇のバーの掛け位置をずらす事で、５段階で背もたれの角度を調整頂けます。手動で調整棒を変更するアナログ的な要素からもどこか「機械」を連想させ、あなたの想像力を掻き立ててくれます♪

座面のフレームと同化している為、一見気が付きませんが、座面下にはスライドして引き出すオットマンが収納されています。背もたれのリクライニングをお好みの角度に調整し、足を伸ばしてリラックスする事が出来る為、実用面でも非常に長けた設計となっております。

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オリジナルは美術館に展示される程の名品。1916年までオーストリアのJ.&J.コーン社にて製造されておりましたが、こちらはオーストリアを代表する家具メーカー・ヴィットマン / Wittmann社により復刻。中古市場でも流通の少ない大変高価なアイテムです。定価は573,149円ですが、この度半額近いリーズナブルな価格でご提供させて頂きます。ぜひこの機会お見逃しなく！お早めにお求め下さい。

—————–　SPEC　—————–

Item number: SH31-01

Size: W64.5 × D81.5～123.5 × H82～112.5 (SH30) cm

Price: SOLD OUT