Louis Poulsen
AJ Wall

本日は、日照時間の短い北欧の地で、お部屋を照らす電球の灯り。その光源から放たれる光をかたどるかの様に設計された放射状のシェードが、日中もオブジェの様な佇まいでスタイリッシュな空間を演出する巨匠アルネ・ヤコブセンの名作照明、デンマーク・ルイスポールセン社『 AJ ウォール / AJ Wall 』のご紹介♪

巨匠アルネ・ヤコブセンの集大成

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インプション各店でこれまでもご紹介しております『 セブンチェア 』や『 アントチェア 』でお馴染みアルネ・ヤコブセン（ Arne Jacobsen ）1957年のデザイン。それは名作『スワンチェア』や『エッグチェア』と共に、ヤコブセン自身が一から設計したコペンハーゲン初の高層シティホテル「 ラディソンSASロイヤルホテル （ Radisson Blu Royal Hotel ）」のロビー用に作られました。昭和天皇・皇后も滞在した事のある同ホテルは、家具や照明のスイッチ、ドアノブ、カーペット、カトラリーに至るまで、全て彼自身が手掛けましたが、改装工事が幾度となく繰り返され、現在はテレンス・コンランも好んで宿泊する606号室が、当時のまま残されている最後の部屋とされています。

ホテルの名称ともなっているSAS （ Scandinavian Airlines System ）は、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧三国が共同で設立した航空会社です。当時、アメリカより観光客を呼び寄せる為、宿泊客がそのまま搭乗手続きを済ませシャトルバスで空港に向かう場所として立案され、既に世界的に名声を得ていたアルネ・ヤコブセンがそのチーフディレクターとして選ばれました。無機質な高層ビルのデザインに対しても「自然との調和」を意識し、空が映りこむアルミパネルの外装が印象的な20世紀を代表するモダニズム建築として、現在も多くの人々に利用されています。

硬質発砲ポリウレタンを鋳型に流し成型した斬新なシルエットで注目を浴びたエッグチェア。垂直また水平な面により構成されたロビーの大空間に対して、自然な曲線を強調させる重要な役割を果たし、それまでの家具の歴史や人々の常識を一変させ、世界中のセレブリティーを虜にしました。（10/5現在、祖師谷大蔵店にスワンチェアと共に1脚ずつ在庫しております。）

それらアルネヤコブセンの集大成を呼ばれる名作椅子がある中で、明るすぎる空間を好まない北欧の人々の必須アイテムとして照明デザインもまた進化を続け、北欧の家具を照らす名作照明は誕生してきました。

AJランプは、シリーズとして小型のテーブルランプやスタンドライト等、仕様やカラーバリエーションがございますが、今回は中古品としては流通の少ないウォールタイプが入荷致しました！同作はコードをコンセントに差し込み、ベースのスイッチにより点灯致します。

従来、壁面に穴をあける為、ウォールランプは置き型のランプと比べると中々販売が難しいものですが、アルネ・ヤコブセンらしい合理的且つミニマリスティックなデザインは、その歴史的価値も相俟って人気があり、入荷時は3点の在庫がございましたが、直ぐに2点が完売となり、ご紹介の前に残り1点のみとなりました。

定価は101,200円の高級ラインになりますが、取り付けの鉄製金具の欠品があり、本体を直接ネジで取り付けるといった方法を取る為、固定とご使用には問題ないものの、その点を考慮し、お値下げして大変リーズナブルな価格でご提供させて頂きます。ウォールランプは一度固定頂ければ、通常頻繁に移動するものではない為、特に大きな不便は感じないものと思います。

入荷頻度の極めて少ない巨匠アルネ・ヤコブセンの傑作ウォールライト。現品限りとなりますので、是非この機会お見逃しなく！ご注文はお早めに♪