louis poulsen
Wohlert pendant light

本日は、3層ガラスを用いたシンプルなフォルムで、幻想的な光の球体を表現したガラス製ペンダントライト、巨匠建築家ヴィルヘルム・ウォラート（ Vilhem Wohlert ）の傑作、北欧デンマーク・ルイスポールセン社『 ウォラート / Wohlert ペンダントライト 』のご紹介♪

ヒュッゲな時間を演出してくれる、ロングセラーの北欧デザイン照明！

>>この商品の詳細を確認する

「PH5 ペンダントライト」でも馴染み、デンマークを代表する老舗照明メーカー『 ルイスポールセン / louis poulsen 』。PHシリーズのデザイナー、ポール・ヘニングセンは有名ですが、同作を手掛けたヴィルヘルム・ウォラートはデンマークの現代建築を語る上で欠かす事の出来ない20世紀を代表する建築家です。

「世界一美しい美術館」として知られるデンマークのルイジアナ美術館を手掛け、スタイリッシュな建造物ながら自然とのバランスが絶妙にとれた造形美。豊かな緑と海に溶け込み、日常を忘れさせてくれる美的空間を演出しています。故に展覧会の鑑賞は勿論、晴れた日に海が一望できる庭付きカフェテリアでゆったりと時間を過ごす地元の人達にも愛されています。

2年前、私も一度訪れた事がありますが、お天気の日が少ないデンマークで珍しく快晴で、お庭で皆さんビールを飲んでいました。（インプションスタッフが行くデンマーク旅行記2018は” こちら “から。）デザインから余計な要素をそぎ落とし、造形の素朴さを追求するデンマーク人の美学。ルイジアナ美術館は勿論、彼の造形美には共通してその最たるものを感じ取る事が出来ます。

珪砂と複数の鉱物を熔かす事で生まれる非結晶構造の” ガラス “。元々自然界には無かった無機質な人工素材を採用しながらも、自然界の曲線を感じさせてくれる優しい面持ちの球体シェードが特徴です。一見白いガラスをただ丸く吹いた様な単純な造形。しかしながらシェードの断面を見ると、色の異なるガラスが3層重なっている事に気が付きます。また表面は艶を落としマットな質感に仕上げられ、艶のあるクリアガラスとは対照的な落ちついた印象を醸し出しています。

ガラス造形は透明・半透明・不透明、艶あり・艶無し、マーブル模様やモザイク模様、2トーンカラー、グラデーションまで、これまでに開発された数多ある技法を組み合わせて造形表現が出来る美術分野。ガラスらしさを活かす事、また消す事でも美の探究が可能です。

下から覗かない限り、電球の光源が見えず、シェード全体から発光するように計算されたデザイン。コードも極力金具が見えない構造に工夫されています。

「多様な使い方が可能で、サイズバリエーションがあるペンダント。」というコンセプトで1959年にデザインされて半世紀、住宅と公共建築の両方で活躍してきたロングセラーアイテム。発表当時は「サテライトペンダント」という名前で販売されていました。

柔らかな拡散光を広範囲にひろげ、同時に下部開口部からも電球の光を直接落とす為、ダイニングテーブルの手元を明るくする効果も得られます。

限られた数の家具と共に、白を基調としたミニマルな空間では、陰影、素材の質感の違い、余白の空気感を演出。直線構造のお部屋に対し、曲線的シルエットと陰影の滑らかなグラデーションが引き立ちます。また、特徴的な色や形で空間を物で埋めてたいマキシマリストさんにもオススメ！直径約35cmのミディアムサイズなので、日本の居住空間にも合わせやすい丁度良い大きさです。ご自宅、オフィス、またショップの什器としてシーンを選ばず、コーディネート頂けます。

中古品ながらガラスの目立つクラックやチップ等も見られず、点灯動作も良好です！箱はありませんが、メーカー説明書が付属しております。1点のみの在庫となりますので、ご注文はお早めに♪