Frem Rojle Moblefabrik
Dinette

本日は、ダイニングチェア4脚がダイニングテーブルのアウトラインに沿ってピッタリとはまる精密設計、デンマーク” フレムロジェ / Frem Rojle “より『 ディネッテ Dinette エクステンション ラウンド ダイニングセット 』のご紹介♪

機能美を追求したダニッシュデザインの最高峰

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デザインを手掛けたのは、1960年代頃に活躍したデンマークのデザイナー” ハンス・オルセン / Hans Olesen “です。同氏は家具職人としてのキャリアを積み、後に家具デザインを美術工芸学校で学び、1953年家具デザイナーとなりました。リ・デザインを提唱した近代デンマーク家具デザインの父、コーア・クリントに師事したオルセンのアイテムは合理的且つ美しいもの。それまでの伝統的な装飾を排除しシンプルなフォルムを追求し、「スタイリッシュさ」と「機能性」が絶妙なバランスで同居したシンプルな造形美を実現しています。

製造メーカーはデンマークの家具メーカー” フレムロジェ / Frem Rojle “。ミッドセンチュリー期に同氏をデザイナーとして迎い入れた事により飛躍的に成功を収めました。こちらの『 ディネッテ / Dinette 』は1962年にデザインされて以来、様々なバリエーションで展開していた代表的プロダクト。60年代においてデンマークから輸入された食卓テーブルの中で最も成功を収めた事でも知られ、世界的にも高い評価を受けています。フレムロジェとハンス・オルセンの両者を世界的に有名にした名作と呼んでも過言ではありません。

ダイニングテーブルとダイニングチェアは、それぞれ単体では役割が成立せず、組み合わせてはじめて使えるものです。メーカー各社同じテイストでシリーズ化したり、またimptionのように国内外様々な家具をその時のタイミング、自由な組み合わせにより無限のバリエーションで構成したり。しかしながら、同作はテーブルの幕板とチェアの背もたれが同じ形状でそろえられ、円形天板にピタリとはまる特殊構造を確立。背もたれ上部が天板よりはみ出る従来のダイニングセットとは大きく異なり、円柱構造のスッキリとした佇まいを完成しています。

円形天板の曲線を最も美しく魅せる幕板と椅子の関係。また天板下を覗き込んでみると椅子の座面通りがぶつからず、それぞれの角が約3cmの絶妙な隙間で綺麗にそろっていて、死角ながらとても美しい！

既に十分すぎる機能性を備えておりますが、同作はメイン天板下に補助天板が格納されており。人数や用途に応じて伸長が可能！直径120cmの天板に対して、椅子4脚と追加天板も全て収納出来る点も驚きです。設計の段階からかなり緻密な計算がされており、俯瞰的に見たシンプルな外見と、対してディティールへの拘りが感じられ、それら全てが世界的な評価に繋がっている事にもうなづけます。

補助天板の木目は左右対称のブックマッチ仕上げ。テーブルの脚部は工具を使用せずに着脱が可能等、抜かりのない作りこみが徹底されており、デザイナーの人物像がリアルに想像出来ますね！

赤みを帯びたブラウン色ときめ細かな木目により「木の宝石」の異名を持つ世界三大銘木チーク材を使用。素材ひとつみても物としての十分な希少価値がございますが、それ以上に語りつくせない複雑なギミックからなる機能美と造形美は、他に類を見ない唯一無二の存在です。

「椅子がテーブルと同化して見える」という事は、従来のダイニングセットと比較しても「生活感が軽減されて見える」という事。北欧デザインは余計な装飾をそぎ落とし、フォルムや素材感を際立たせる「引き算の美」が特徴ですが、インテリアの数を限定し、家具のシルエットや空間の余白を活かした空間コーディネートに最適なデザインと言えます。

直線構造の空間に対して、円形テーブルの曲線が柔らかな印象に。雑貨や絵画等の小物で特別飾り立てなくてもダイニングセットの側面部から見える複雑なディティールの表情が、既に空間のメインとして目を惹きます！天板がシンプルが故にテーブルとチェアのフレームのシルエットや太さの強弱、座面のカラーコントラストが際立ちます。お引越や家具の買い替え等でダイニングセットをお探しの方は是非この機会お見逃しなく！現品限りの在庫となりますので、ご注文はお早めに♪