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USビンテージ タイルトップ天板 リビングテーブル コーヒーテーブル 米国 アメリカ ～正体不明の美しさ～
US Vintage
tile top table
デザイナー、ブランド、製造年共に不明。
これだけ普及しているネットで探しても同じ物は見つからない。
ビンテージ家具特有の面白いポイントです。
50年代から60年代のUSビンテージに見られるタイルがあしらわれたテーブル。
時代を映すかのような鮮やかなカラーリングは現代でも目を惹きます。
本日は一風変わったモチーフのタイルトップのテーブルを紹介させて頂きます。
正体不明の美しさ
かつて柳宗理氏はこう遺しました。
「純粋な民藝は無名の作品であった。その土地土地の人々の用のために作られたものは、芸術家やデザイナーによる特別のものではなく、名も無き職人によって、造られたものであった。」
アノニマスデザインとよばれるそれらのデザインは作家性がなくとも美しい。
今回入荷したテーブルも“無名の美しさ”を感じさせます。
アノニマス(無名)の名の通り、わかっているのは恐らく60年代前後の品だということ。
どうやって現代にまで残ったのか。
どうしてこのような仕様がなされているのか。
想像力を掻き立てる個性が多く見られます。
まず一番に目を惹くのが天板に敷き詰められたモザイクタイル。
淡いピンクをベースにブルーのタイルが文字のようなラインを描いています。
これが文字なのか模様なのかは特定できませんでしたが、何か意味を持っているのかもしれません。
経年によりエイジングされたタイルとやれた木製パーツのこの雰囲気は丈夫に仕上げられていないと出ないもの。
半世紀という時間が纏うことによりタイルと木材という異素材の組み合わせが調和し、より親密なものになっています。
脚は2段階取り付けが可能で直線的なシルエットから、北欧家具のようなハの字のシルエットに変更が可能。
微々たる角度のように思われますがこの仕様によりかなり雰囲気が変わります。
第二次世界大戦が終わったことにより異国の文化が交じり合った50年代、ハの字のシルエットが多用された北欧家具の脚が影響したのかもしれません。
ビンテージとは言えどまだまだ現役。
しっかりとした造り故にまだまだ活躍してくれそうです。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。
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