UK Antique
SIDEBOARD

 

 

空は高く、少し霞みながらも気持ちの良い青空です。

 

入道雲はどこかと見渡せば、何故かうろこ雲のようなものを見つけて秋の早駆けかと焦ってしまったものの、日差しの強さはやはり夏。もうそろそろ甲子園も始まりますね。

 

タッチやとなりのトトロ、サマーウォーズ等でも描かれる日本の夏には、生命の喧騒を感じながらも時を止めたようなフォトジェニックな静けさがあります。

 

さし込む日差し、強いコントラスト、照り返し、揺れるレースカーテン、氷が鳴るカルピスにコップの汗を吸うコルクのコースター。うーん夏ですね。

 

暑さにはゲンナリするものの、そんな日本の夏を優雅に彩ってくれるサイドボードが今回のご紹介。

ちょっとゴージャスな気持ちで過ごしたい方におすすめな一台です。

 

 

 

時代を問わないステータスの象徴

 

 

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サイドボード。いわゆる収納家具に分類されますが、お家の中で揃えていくのであれば順序は後になる事が多いアイテムです。

 

引っ越しが終わって収納家具が無い、なんて時には何でも使えるシェルフからチェスト、カップボード、AVボードあたりを配置してからでしょうか(※備え付けの場合を除く)。高さの代わりに幅のある収納家具はそれなりにお部屋の広さも必要とします。

 

数が増えてきた食器や書籍を収納するサイドボードは豊かになった暮らしを象徴するアイテム。だからこそ贅沢な気分が味わえるものが多く、手の込んでいるアイテムが多いカテゴリーなのです。

 

 

 

 

 

 

今回はどうでしょうか。長い歴史を重ねてきたイギリスの家具。昔は今よりもっと貴重であった家具調度は王侯貴族の趣味嗜好が色濃く反映されたもの。治世が長く安定した時期のものは様々なバリエーションが存在し、逆に短い期間の中にカウンターをくらわすかのようなインパクトのある様式も存在します。

 

穏やかなフォルムの中に全体的に装飾が施された今回のサイドボードは角が少なく馴染みの良いデザイン。

いくつかディティールを紹介してゆきましょう。

 

 

 

 

 

 

天板奥の背板、中央上段には植物文様がディフォルメされた装飾。無垢材の上に薄くスライスされた化粧板が貼り合わされています。

 

装飾の外回りには額装のようにアウトラインが作られており、全体の印象を引き締めてくれています。

 

また良く見るとこの化粧板も木目がつながった一枚の板。装飾を板から切り出し、カーブに合わせて曲げたりと細かな手仕事が見られる部分ですね。

 

 

 

 

 

 

足元にはバルボスレッグと呼ばれる膨らみ。ブルボーズとも呼ばれもとは球根という意味合いから来ているそう。

 

構造的には問題無くとも、細い足だと安定感に欠ける印象になる大型収納に良く見られる仕様です。

 

ボリュームを感じる膨らみがある事で、たっぷりとした収納力と普段の生活への馴染み易さを両立させる意味のある意匠。

 

最下段にある貫(ぬき)は単純な美しさもそうですが、構造上の補強を兼ねた大事なパーツ。内側に湾曲されている事で側に寄っても足先をぶつけにくいという地味ですが嬉しいメリットもあります。

 

 

 

 

 

 

そして肝心の収納。中央上段には幅34 × 奥行43 × 深さ10センチほどの抽斗が2杯。A3用紙が縦に入ります。

 

天板に飾りたい小物をたっぷりと準備出来ますね。底板の両側面にはかまぼこを割ったような形のスペーサーがあり、端に寄って取りにくい、なんてことを防いでくれます。

 

 

 

 

 

 

側面ラウンドタイプの開き戸は幅 37 奥行48 × 高さ26センチほど。さきほどの抽斗もそうですが、表とは違って内側にはマホガニー材が使われて気持ち明るめな印象。

 

暗がりになりやすいので適材適所が実践されているのを感じます。

 

 

 

 

 

 

そして中央のメイン収納。サイズは幅75 × 奥行48 × 高さ19センチ。棚板を外せば40センチと、高さのある花瓶のようなものでもしっかりと収まるスペース。

 

流石はお部屋の主役になるアイテム。見た目に恥じない大収納。食器でも書類でもなんでもござれです。

 

 

 

 

 

 

木取りも良く、うっとりするような木目の虎斑(とらふ)。ストッパーやロック部の真鍮からもこだわりが感じられる素敵なサイドボード。細かな手直しがされながら使われるのも納得できる良い家具です。

 

 

 

 

 

水を張ったかのようなツヤのある天板には何を乗せましょう。ナチュラルに日用品でも良し、静かに佇むコレクションでも良し。上質なサロンのカウンターテーブルとしても映えそうな1台。

 

同じ物の入荷が難しいアンティーク家具ですので、気になる方はこの機会にどうぞご検討下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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