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UKアンティーク バルーンバック ダイニングチェア ローズウッド無垢材 ヴィクトリア様式 イギリス 英国 ~受け継がれる英国の美意識~
UK Antique
Balloon Back Chair
長い時間を経るうちに、様々な要因が重なることで深みが増したアンティーク家具。
伝統を重んじる文化が根強いイギリスは、古い家具も何世代にも渡って大切に使い続ける習慣があるそう。
時間の流れと誰かの手が加わることで生まれる唯一無二の深みは、現代でなかなか完璧に再現し表現することが出来ない、特別な魅力があります。
本日はそんな英国の美意識を感じ取る事が出来る、特別な魅力を纏ったUKアンティークのダイニングチェアをご紹介させていただきます。
受け継がれる英国の美意識
今回ご紹介させていただくのは、優美な佇まいが魅力的なUKアンティークのバルーンバックチェア。
UKアンティークの家具にはデザインや作られた時代を現す「○○様式」というものがありますが、こちらのチェアは「ヴィクトリア様式」のもの。
「ヴィクトリア様式」とは、ヴィクトリア女王の統治下時代 (1837年~1901年) の建築物と家具のデザインを指す言葉であり、曲線的で華やかなデザインが特徴的。
特徴的な背もたれのデザインは気球や風船のような丸い輪郭を描いている為、通称“バルーンバック”と呼ばれており、商品名にダイニングチェアと紹介しておりますが、元はお客様を招くパーラーやサロンでのティータイムを楽しむ椅子として使われていたもの。
優雅な曲線の描いたフレームは背もたれに透かし彫りの装飾が施されており、随所の細かな装飾と共に貴族文化の香りが色濃く感じられ、気品溢れる高級感を漂わせています。
可愛らしい細かな刺繍が施されたシートは、程良い柔らかさで座り心地も良く、長時間の着座でも身体に負担がかかりにくく、お茶会で会話に華を咲かせてつい長く話してしまった!なんてこともあるかも知れませんね。
脚部はアンティーク家具でよく見られる大人気のカブリオールレッグ、日本では“猫脚”と呼ばれ親しまれています。
ちなみにカブリオールレッグとはイギリスの17世紀ごろに用いられた脚部デザインの一種で、起源はフランス語のバレエ用語の”山羊のジャンプ”という意味の「カプリオール」から来ているそう、その名の通り軽やかで生命力あふれる佇まいを持ち、優雅な美しさを感じる事が出来ます。
主材には深みのある艶と紫檀色が魅力的な、世界三大銘木の一つであるローズウッド材を使用。
堅く耐久性があり、水や害虫に強く、狂いが少ない特徴を持っており家具材としてピッタリの木材なのですが、希少価値が高まり入手が困難に…。
ほとんど中古市場でしか出会う事が出来なくなってしまいましたが、それでもローズウッド製の家具を所望するファンが絶えない人気の木材です。
経年によって濃淡のはっきりした美しい杢目が際立ち、ローズウッドが持つ独特の奥深い風合いが、家具の持つ上品さをより一層深くしてくれています。
他のUKアンティークやクラシカルスタイルのインテリアやお部屋は勿論、和室などにも合わせやすそうな雰囲気のバルーンバックチェア。
上品な美しい立ち姿で、見る人を魅了するヴィクトリア期を代表する椅子と一緒に、貴族気分の生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、インプション全店でクラシカル家具の20%OFFセールを実施中です。こちらのチェアもセール対象となっておりますので、お買い得にお迎えする大チャンスとなります。
セール期間も残りあとわずかとなりましたので、是非この機会にご検討下さいませ。
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