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UKアンティーク ステンドグラス キャビネット キュリオケース 鍵付 アールデコ様式 ~モダンアンティーク~
UK Antique
Art Deco Display Cabinet
アール・ヌーヴォーとアール・デコ。名前は似ているようで、実は正反対の特徴を持つ2つのデザイン様式です。
自然的なモチーフや曲線を多用した豊かな装飾により、新しい芸術を生み出そうとした「アール・ヌーヴォー」。
装飾性が高いゆえ大量生産に向かないアール・ヌーボーから一転して、
抽象的な幾何学模様や直線を多用したシンプルな装飾で、機能や合理性を優先した「アール・デコ」。
今まで上流階級のものだった芸術が、大衆のものへと変化していく大きなきっかけとなりました。
モダンデザインのアンティーク
日本で現存しているアール・デコ建築といえば、「東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)」があります。
私も学生のころに展覧会を見に行ったことがあるのですが、建物の外観はもちろん、窓ガラスのレリーフや床のモザイクパターン、天井のシャンデリアなど、至る所にアール・デコ様式が散りばめられていて展覧会よりも内装に夢中になってしまったのを覚えています。
アール・デコが花開いた1920年代から100年以上もの年月が経過しているのにも関わらず、現代の私たちの目で見ても「モダン」に感じるアンティーク家具。
今回はアール・デコの特徴の一つ、「シンメトリーな構成」が鍵となるサンバーストの装飾が美しいガラスキャビネットをご紹介致します。
前説が長くなってしまいましたが、ここからは商品をじっくり見ていきたいと思います。
アール・デコ期に作られた英国家具。アメリカで栄えたと言われる同様式ですが、その人気はイギリスまで伝わっていたようです。
「イギリスアンティーク アールデコ 家具」でネット検索すると、一つに限らず様々なタイプが存在し当時流行していたことが伺えます。
こちらは、両開きの扉にサンバーストのステンドグラスがあしらわれたアールデコらしいスタイル。
付属の鍵を指したまま扉を引くことで開閉できる仕様となっています。
ケース内部はガラス棚が2段備わったシンプルな構造をしています。
棚板にさりげなくモザイクガラスを使用するところが素敵だと思いませんか?クリアガラスの扉とのバランスがよく、光の反射で揺らぐ表情も見どころの一つです。
更に、側面もガラス張りのため光を取り入れやすく、ディスプレイするものを美しく見せてくれます。
特に透明なガラスなどを飾るのにオススメ。食器やオブジェなどのコレクションをお持ちの方は是非いかがでしょうか。
経年により段々と深みを増し美しい赤褐色に変化していく木の風合いを楽しめるのは、アンティーク・ビンテージ家具ならではですよね。
都会的なモダンデザインの要素と時代を感じるレトロさや味わい深さが融合した、「モダンアンティーク」がアール・デコ様式の魅力なのです。
アール・デコ家具、いかがでしたか?
サンバーストも素敵ですが、個人的に推したいのが脚元のデザイン。雲のようなモコモコが日本のお寺や神社などにもありそうな和の要素を感じますね。
派手過ぎず品がありながらも個性的なデザインは、アール・ヌーボーの反動から生まれたことで確立できたのだと思います。
アール・デコファン必見のアイテムですので、是非この機会をお見逃しなく。
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