- Top >
- SHOP BLOG
- >
- BLOG-自由が丘店
- >
- imption Jiyugaoka The best lineup for 2022
- Top >
- テーマ別アイテム特集
- >
- imption Jiyugaoka The best lineup for 2022
imption Jiyugaoka The best lineup for 2022
2022年に出会った名作たち
早いものでもう年の瀬。
今年も沢山のアイテムを紹介させて頂きました。
言わずと知れた名作からユニークなビンテージまで。
本日は自由が丘店2022年の総まとめ。
個人的に印象的だったアイテムを振り返りながら紹介させて頂きます。
Schou Andersen Half Arm Chair
「見た目の美しさ、使いやすさ、人間工学に基づいていること、経済的で環境に配慮していること。」
北欧家具黄金期を代表する名デザイナー、カイ・クリスチャンセンが手掛けた無名の名作が入荷しました。
特に美しいのは洗練された美しい横顔。
流動的なラインが表れたフォルムが美しく、シンプルながらも品と風格の両方を兼ね揃えています。
Auping Euroika coffee table
リザルトチェアやリボルトチェア等の名作を手掛けた名デザイナー、フリソクラマ―によるEuroikaシリーズのテーブル。
1963年デザインです。
天板にはチークのプライウッドが用いられており、これにより叶えられた曲線と視覚的なスマートさ、軽量性と素材の深みは素晴らしく、他の名作テーブルには無い特有の雰囲気を放っています。
脚デザインも非常に印象的。
全体のバランスを確りと支え、シンプルながらも強い存在感を放ちます。
Soborg mobler model 143
ライティングビューロー「model 143」はデンマーク家具デザインの巨匠ボーエ・モーエンセンが手掛けた名作。
北欧を代表する名デザイナーの作品を多く手掛けたことで知られるデンマークの名工、ソボーモブラーによる丁寧で堅実なつくりがなされた逸品です。
良質な材と良質なデザイン、経年美の融合は流石。
取っ手デザイン等細かな装飾の完成度も高く、ハイセンスなデザイン力と気配りが随所に伺えます。
桜製作所 CONOID CHAIR
自らを木匠(ウッドワーカー)と名乗り、その名の通り木の美しい名作を手掛た木工家具作家、ジョージ・ナカシマ。
高い技術力からなる繊細な造形とすべての人の美的感覚を刺激する美しいかたち。
暮らしに寄り添う気品ある佇まいが圧倒的な存在感を放つ名チェア、コノイドチェアが入荷しました。
MANILA CHAIR
フィリピン人のデザイナー、ヴァル・パディラ。
80年代にコンランショップの為にデザインし世界的な人気を博したのがこのマニラチェアです。
無駄の無い洗練されたデザインと曲木のフレームの柔らかなライン。
さらには2脚までのスタッキングが可能。
スッキリと抜ける佇まいと良質なチェアデザインが空間に明快な存在感を放つ名作です。
Andreas Tuck AT33
デンマークの伝統的な技法と良質な材を用いクオリティの高い名家具を手がけていたアンドレアス・タック。
巨匠ハンス・J・ウェグナーデザインの名作を主に製造していたことでも知られる名工房です。
AT33もまたウェグナーデザインの名プロダクト。
一目でわかる造りの良さとシンプル且つ美しいデザインは素晴らしく、他とは一線を画す気品を強く感じさせます。
広めにとられた奥行とエクステンション式の天板により一瞬で使い勝手の良いコーヒーテーブルに早変わり。
収納内部の細かく分けられた仕切りとホビン立ては雑多になりがちな裁縫道具を丁寧に収納してくれます。
Carl Hansen & Son CH29
こちらもウェグナーデザインの名作。
1952年にカール・ハンセン&サンより発表したこの椅子は木工職人が用いるソーバックの造形に似ていることからソーバックチェアの愛称で親しまれています。
「デザインとは必要最小限なところまで、無駄をそぎ落とすということ」との言葉通り一切の無駄を極限にまで削ぎ落した洗練された美しさはまさにウェグナーデザイン。
比較的軽量ながら確りとした安定感と堅牢性は素晴らしく、美しいビンテージに成る為の要素のすべてを持ったチェアとも言えます。
Louis Poulsen PH50
名作照明も入荷しました。
近代照明の父ポールヘニングセンがデザインを手掛けた名作PH5。
生涯において200種類以上の照明をデザインしたことで知られる同氏の代表的な作品です。
優しい灯は窓から差し込む黄昏時の自然光に近づけるという意図をもって光の補正を熟考した為。
対数螺旋という独特のカーブにより不快な眩しさがカットされています。
シェード内部は赤と青で彩色しており白熱灯特有の赤い色を補正し「暖かさと爽やかさを同時に醸しだす光」を実現。
PHシリーズから生み出される良質な光は照明業界だけでなく様々なシーンに影響を及ぼしました。
入荷したのは1958年に発売された名照明“PH5”の50周年記念モデル、PH50。
鮮やかなレッドが目を惹くシェードは光沢のあるグロッシーな仕上に変更されており、印象的な造形を一際強調していました。
Herman Miller Eames Walnut Stools 413
巨匠チャールズ&レイ・イームズの名作、イームズウォールナットスツール。
タイムライフビルの為にデザインした名チェア「イームズエグゼクティブチェア」に合うようにとデザインされたのがこちらのスツールです。
アフリカの民族椅子から着想を得てデザインされた左右対称のフォルムと重厚なウォールナットとの相性は美しく力強い存在感を放ちます。
美しいデザインを持ちながらもスツールとしては勿論サイドテーブルとしても活躍してくれる家具としての柔軟性も魅力的。
元々彫刻家としても活躍していたことで知られるレイ・イームズの才能が発揮された名プロダクトです。
天童木工 スポークチェア
伝統的なデザインに与えられたモダンな雰囲気が印象的な一脚、スポークチェア。
山形県天童市に本社を構える日本を代表する家具メーカー、天童木工が手掛けた名ビンテージです。
デザインはインダストリアルデザイナー豊口克平氏。
日本人のための椅子を生涯にわたり研究し暮らしに寄り添う良質な家具を輩出しています。
低い座面とスポークの背もたれ。
広めの楕円の座面は畳の上で過ごしているかのような感覚で姿勢を限定せず安心感を与えてくれます。
美しいかたちと経年に磨かれた特有の雰囲気が特別な逸品です。
PJ Furniture PJ149
機能的且つ優美なデザインスタイルで知られ北欧家具黄金期の世界的人気を支えた名デザイナー、オーレ・ヴァンシャー。
1949年にデザインされた同氏の代表的名作が入荷しました。
流れる様なラインを描くアームと北欧家具らしいすっきりとしたベース。
ラタン特有のテンション感と心地よいクッションによる心地よい座り心地も名作たる所以と言えます。
現在はカールハンセン&サンにより復刻生産されていますが、入荷したのはデンマークの家具工房、PJファニチャーが手掛けた希少なビンテージの個体。
クラシカルとモダンが融合した色褪せない魅力を放つ北欧の名プロダクトです。
BLA Station BEPLUS
中でも印象的だったのがこのフォールディングチェア。
デンマーク、オーフス出身の家具デザイナー、ボーエ・リンダウが手掛けた一脚です。
極限にまで無駄を排しながらも研ぎ澄まされた美しさと異素材のバランス。
曲木加工された美しい木肌のバーチ材。
ブラックのスチールとパンチングされた木製の座面とのコントラストが美しく、北欧モダンデザインの可能性を随所に感じさせます。
これほどの完成度ながら同モデルの情報は少なく国内での流通は極めて希少。
シンプルながら存在感ある名作に出会いました。
以上です。
2022年の1月から12月までのお取り扱いで特に印象に残ったアイテムをご紹介させて頂きました。
年内は明日、12月28日が最終営業日(14時までの短縮営業)となり、2023年は1月6日から通常営業致します。
店舗・オンラインストア・SNSなどimptionと繋がりを持っていただけた方には大変お世話になりました。
この場を借りて年末のご挨拶とさせて頂ければ幸いでございます。
来年も良いお品物を皆様にお届けできる様に尽力致しますので何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは良いお年をお迎えくださいませ。
BLOG-自由が丘店の最新記事
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/20
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/19
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/17
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/16
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/15
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/14
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/13
-
CATEGORY : SHOP BLOGUPDATE : 2024/04/12