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Fauld England ゴシック ウィンザーチェア イギリス 工房製造品 ~18世紀から現在まで~
Fauld England
Gothic Windsor Chair
最近モトコンポに煽られたニデです。来週Twilight Forceというバンドを観に行くのですが、そのバンドのコンセプトがヴォーカルは勇者、ギターはエルフ、ベースはドワーフ…といったメンバー。
歌詞にはドラゴンが出て来たリ、ファンタジーな厨二心をくすぐる設定。そういう世界は昔のヨーロッパに実際あったんじゃないかと信じたい部分であります。
そんな世界があったら、こういう椅子が座られていたのではないか?と思ってしまうチェアが本日紹介します「ゴシックウィンザーチェア」です。
18世紀から現在まで
今でもよく見かけるウィンザーチェア。17世紀後半にイギリスで作られ浸透して行き、1720年代ではアメリカに渡り人気が爆発します。現在、日本でも松本民芸や飛騨産業などで製造しており、世界的にポピュラーな物となっております。
そのウィンザーチェアに18世紀中頃に流行したゴシックリバイバル様式を盛り込んだのが、ゴシックウィンザーチェアです。当時「ウィンザーチェアの王様」と呼ばれていた最高峰のチェアです。
12世紀に主流であったゴシック様式を18世紀に復興運動により生まれたのがゴシックリバイバル様式です。
有名な建築物は、イギリスのウェストミンスター宮殿やタワーブリッジなどがあります。キリスト教徒の為に神様がやって来れる様、教会のデザインを取り入れているのが特徴です。
このチェアの背もたれにも教会をイメージした装飾が施されております。
背もたれの形状は教会のドーム曲線、装飾はステンドグラスが張られている教会の窓枠をモチーフに作られているのが分かります。
アームは鋭角でシャープな形状でスッキリした印象。
前の脚部カブリオールレッグによってリズムが生み出され、正面から見た時にどっしりと壮大な存在感。本当に教会をそのまま椅子にした様です。
チェアを製造しているのは「 Fauld England 」。こちらのチェアを現在もオーダー製作しており、18世紀の技術を今も尚受け継いでおります。
当時はヨーロッパイチイやエルム材が使用しておりましたが、こちらはアッシュ材を使用。塗装を薄めに施す事で迫力のある杢目が楽しめます。
UKスタイルの家具は勿論の事、和家具との相性も非常に良いです。
色が落ち着いたブラウンになっているので、存在感はありながらも変に浮いてしまうという事がありません。
なかなか市場で見かけないゴシックウィンザーチェア。お部屋に置くと主役間違い無しです!
希少な商品ですので弊社でも滅多に入って来ません。早い者勝ちとなっております。
「王様」と呼ばれた椅子を是非手にしてみませんか?このチェアもあなたをお待ちしておりますよ。
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