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カールハンセン&サン Carl Hansen & Son LM92P メトロポリタンチェア ウォールナット レザー ブラック アイナー・ラーセン アクセル・ベンダー・マドセン 北欧 デンマーク ~ 美術館が惚れ込んだ1脚 ~
Carl Hansen & Son
LM92P Metropolitan Chair
1908年より、数々の北欧の名作を製造してきた”カールハンセン&サン Carl Hansen & Son”。
そのCEO クヌッド・エリック・ハンセン が「間違いなく世界に誇れるダニッシュモダンの名作のひとつ」と太鼓判を押すチェアが『メトロポリタンチェア』です。
そんなカールハンセン&サンお墨付きの名作ですが、実はimptionでは初入荷。家具好きとして知っていたらちょっと鼻が高い「隠れた名作」かもしれません。是非この機会にお見知りおきを!
美術館が惚れ込んだ1脚
デザインはミッドセンチュリー期に活躍したアイナー・ラーセンとアクセル・ベンダー・マドセン。
それぞれ張り職人、家具職人として活動していた2人はデンマーク王立芸術アカデミーで出会い、その後40年に渡ってタッグを組む事となりました。仲良しですね。
2人の作品は合計300点にのぼりますが、その中でも最高傑作と呼ばれるのが『メトロポリタンチェア』でございます。
このチェアが一躍有名になったのは1961年、ニューヨークメトロポリタン美術館が開催した展示「The Arts of Denmark」での事。美術館がこのチェアを気に入り購入したことから現在の愛称で親しまれるようになりました。
実物を見てみますと美術館が惚れ込むのにも納得。「椅子」の域を悠々と飛び越えた、彫刻美術品のような気品ある佇まいです。
一番の特徴はやはり背もたれでしょうか。1枚の成型合板により形作られた滑らかな曲線は、ねじりを加えながらシームレスにアームへと繋がって行きます。
背もたれ中央、液体が滴るように大きく下に膨らんだ伸びやかなカーブが個人的にはお気に入り。
背座をすっぽりと覆うのは、植物性のタンニンで鞣した後にオイルをしみこませた「サドルレザー」。馬具に使用される程ですから、大変な耐久性を持っています。張りのあるがっちりとした「革!」という質感をお楽しみください。これだけ厚みがあると、経年変化も非常に楽しみなところ。
現在は背もたれまで革に覆われたタイプは販売されていないようです。お探しだった方は是非お見逃しなく。
フレームに使われるのは上品な色味のウォールナット材。非常に滑らかな表面に仕上げられています。タグにも刻まれているように、カールハンセン&サンのPSSIONATEなクラフトマンシップを感じて頂けるポイントでございます。
いかがでしたか?同社の『Yチェア』程の知名度はありませんが、これからの「いつかは欲しい家具リスト」に加えて欲しい隠れた名作の紹介でした。是非ご検討くださいませ。
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