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カリモク karimoku WS11モデル 1シーター ソファ ブラック ジャパニーズモダン ミッドセンチュリー ~もうひとつの名作~
karimoku
WS11
ジャパニーズミッドセンチュリーの代表的存在、カリモクのソファ。
シンプルなフォルムとシンプルな構造はロングライフデザインの名作として今尚愛され続けています。
時代は変われど、デザインは変わらず。そして本質も変わらず。
変わらないことを選んだカリモクが改良し発表し続けたのは流行に応じた時代に応じた使い心地だったそう。
本日紹介させて頂くのはカリモクが手掛ける名作です。
もうひとつの名作
大手家具メーカーとしては珍しく資材専門の会社を持ち、木を伐り出すところから家具作りを始めているカリモク。
それは遡ること江戸時代、材木屋の木工所がスタートだったことにあります。
量産品として生産されながらも、江戸時代から続く「すべてに目を配りたい」という物作りへの精神。
この情熱は現在までも引き継がれており、全ての家具に現れています。
材木屋の木工所から家具作りを始めたカリモク。
当時は輸出向けの家具を製造していたそう。
1962年にはそれらの家具を改良し初の自社製品を完成させます。
こうして誕生したのがこの一脚でした。
脚とシートが分解できるのは家具を輸入する際、コンパクトに運ぶ為の名残。
必要に応じて消耗パーツを取り寄せて交換する事も出来る為永く使うことが出来ます。
同様のフォルムや仕様からKチェアと対比されるWS11モデル。
カリモク家具のDNAをうけつぐロングライフブランド「カリモク60」からリリースされるKチェアですがWS11モデルとの違いはディティールにあります。
先ずはダイヤ型に縫われたクッション。
どこか落ち着いた印象はこのデザインが醸し出しています。
開発時から変わらないデザインの為か心地良い懐かしさ感じさせます。
素材感も重要なポイント。
Kチェア同様手入れのしやすい合皮が採用されていますがWS11モデルに用いられているのはよりリアルレザーに近い質感のソフトレザーのプリームス。
柔らさと肌触りの良さで知られるソフトレザーは同時に高級感をも与えています。
革特有のシボ(皮膚の柄)も再現されており、しっとりとした質感も魅力的です。
コンパクトなサイズ感も愛され続ける理由の一つ。
一般的なソファよりも一回り小さくデザインされている為設置する場所を選びません。
日本の居住向けに作られたサイズ感ながらも叶えられた圧倒的な座り心地は絶妙な設計によるもの。
シートの角度と木肘の位置等、全ての位置が丁度良く様々なシーンに柔軟に対応してくれます。
クッション材には弾力性と耐久性を備えたSバネが採用されている為ヘタリを感じさせません。
これはカリモクの家具が進化を続けている証拠。
見た目は変わらずとも、より良い座り心地や耐久性は常に進化を続けているそう。
激しく移り変わる時代や流行に合わせ様々なプロダクトが発表される中、それでも形を変えず、使い心地にこだわる。
Kチェア同様強い拘りから生み出されたロングライフデザインを持つ名プロダクトのご紹介でした。
karimoku WS11 sofa A
karimoku WS11 sofa B
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