十二代 今泉 今右衛門 錦 桜御所車 絵 花瓶 希少作品~日本の美◎経堂店【買取と販売とレンタルのお店】
十二代 今泉 今右衛門 錦 桜御所車 絵 花瓶希少作品 OK07-24
本日は、十二代 今泉 今右衛門 の錦 桜御所車 絵 花瓶 の紹介希少作品です
御所車と桜の花々とが互いを引き立て合い、その見事な交わりを描いたこちらの作品。伝統的な鍋島文様となります。平安鎌倉時代、宮中で用いられた牛車のことを御所車と呼び、その牛車の車輪と宮中の桜、御所桜を組み合わせた文様です。伝統的な絵付けが、丁寧な筆使いで巧みに表現されており、ふっくらとして優美な造形と見事に調和しております。上品で華やかなかつ、静けさの中に凛とした表情がうかがえる作品に仕上げられています。
「十二代 今泉今右衛門」は代々続く「今右衛門」の窯元の中でも戦前~戦後の混乱期に非常に苦労し窯元を盛りたてた立役者として知られており、本品も伝統的な「鍋島焼」を受け継ぐ一流窯元の作品らしい完成度の高い作品となっています。下記に作者の経歴を記載させて頂きますので、ご参照ください。
【十二代 今泉今右衛門】
1897年 十一代 今右衛門の長男として佐賀県に生まれる(本名:平兵衛)
1916年 佐賀県立有田工業学校を卒業後、家業に従事
1934年 宮内省と大宮御所より御用命を受ける
1948年 十二代今泉今右衛門を襲名
1952年 色鍋島の技術に対して、文化財保護委員会より記録作成のため、無形文化財の指定を受ける
1954年 第一回無形文化財日本伝統工芸展に「色鍋島芙蓉絵高台皿」を招待出品する
1955年 第二回日本伝統工芸展一般公募により出品する(以後毎回出品)
1959年 皇太子御成婚に際し、和食器一揃い注文を受け納品する
1963年 紺綬褒章を受章
1966年 佐賀県文化功労者として表彰されました
1967年 紫綬褒章を受章しました
1968年 色鍋島・古伊万里の蒐集品を展示するため、「今右衛門古陶磁参考館」を設立し、一般に公開する
1971年 色鍋島技術保存会に対し、国の重要無形文化財総合指定の認定を受ける
1972年 勲四等旭日小綬章を受ける
1975年 「色鍋島草花更紗文花瓶」を、天皇・皇后両陛下アメリカ訪問に際し、フォード大統領夫妻への御土産品として、宮内庁よりお買い上げを賜る。
1975年 5月2日 没
以上、略歴引用
コンディション:保管に伴う細かいスレ、花瓶内底付近に点シミや底部に多少クスミのようなものがございます。割れや欠けなどは無く中古品としては全体的に良好な状態です。※箱などなく本体のみとなります。予めご了承下さいませ。
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