Vintage & Antiques

 

 

名もないビンテージ、アンティーク。

 

オンラインに掲載しきれないそれらを紹介させて頂こうと始めた特集が「自由が丘店 Vintage & Antiques」です。

 

思っていた以上に好評をいただきましたのでシリーズ化決定です。

 

時間がかかってしまいましたが本日は第2段。

 

今回も自由が丘店スタッフ独自の視点と偏見でセレクトした不思議なアイテムたちを少し深堀りしてみようと思います。

 

 

 

スタッフセレクト ビンテージ&アンティークス

 

 

 

 

 

 

先ずはビンテージの陶器から。

 

蜂が全体に散らばったユニークなポットはスプーン付きのハニーポット。

 

蓋の蜂の羽が取っ手になった可愛らしいデザインです。

 

50年代前後のビンテージということは判明しましたが生まれた場所は特定できませんでした。

 

保存するもの自体をモチーフにしたビンテージポット(オリーブの形をした陶器製のオリーブポットを見た事があります)は見かけますが、蜂モチーフのハニーポットはなかなか希少なのではないでしょうか。

 

キッチンやテーブルに置いておくだけで可愛らしいアイテムです。

 

 

 

 

続いてはリアルな造形が印象的な象の木彫り置物。

 

動物モチーフは好きでコーナーを作っているのですが象は国や時代により表現方法が様々。

 

デフォルメされたものや特徴を誇張したものなど様々ですがこの象はとにかくリアル。

 

コンパクトなサイズ感ながら十分な程の存在感と重厚感を放ちます。

 

 

 

 

 

お次も木彫りのユニークなアイテム。

 

尖った先端と顔の彫刻。

 

何やら不気味な雰囲気ですがこちらは恐らくペーパーナイフとして作られたもの。

 

手紙や封筒を開ける為のナイフです。

 

よく見ると真ん中あたりが摩耗により減っています。

 

この箇所を良く使っていたのでしょうか。

 

首飾りの装飾も素敵です。

 

 

 

 

ナイフの次は斧。

 

柄にはなにやら迫力のある口を開けた動物の顔が。

 

爬虫類の様にも猛獣のようにも見えます。

 

入荷当初用途が不明のアイテムでしたが、後にこの動物の歯の部分が栓抜きになっている事が判明。

 

ギラギラと鋭い斧が付いているのにそっちを使うんですね。

 

 

 

 

 

リップモチーフのビンテージアイテムは稀な入荷ですが惹かれるものがあります。

 

こちらは唇の上下が分かれ、何やら内部に収納が出来る仕様のよう。

 

ずっしりと重厚な雰囲気と質感。

 

不思議なアイテムですが魅力を感じずにはいられません。

 

灰皿として使っても良さそうです。

 

 

 

 

プラスチックフレームのミラーは意外と入荷頻度の少ないアイテムです。

 

カラーや造形等、自由度の高いプラスチック素材は開発後多くのシーンで活用されました。

 

今でこそ安価なイメージのプラスチック素材ですが、どのような形でも叶えられるプラスチックが当時のデザイナーたちの目にはどう映ったのかを考えると心が躍ります。

 

プラスチックの家具は時代を象徴する逸品といっても過言ではないのではないでしょうか。

 

なんとデンマーク製です。

 

 

 

 

 

スタッフが入荷時に飛びついたのがこのフラワーベース。

 

ポストモダンとでも言うのでしょうか。

 

とにかくかわいい。

 

ユニークなデザインをガラスで作ることで生まれるポップな透明感。

 

並べると重なります。

 

この姿も可愛い。3点の入荷ですがセットで是非。

 

 

 

 

 

コインカウンターも珍しい入荷。

 

メーカーのシールが確認できるのですが詳細は不明。

 

経年で変化したペイントや錆が渋い逸品です。

 

ディスプレイに是非。

 

 

 

 

テストレンズは稀にアンティークショップで見かけますが今回入荷したのはまさかの完品。

 

フレームからレンズ、定規(何に使うのでしょうか)まで全ての内容物が残っています。

 

緻密な計測が出来そう。

 

外の箱もかなり丁寧に作られています。

 

こちらはまた改めてご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

ビンテージの電化製品も時代を象徴する特徴を持ちます。

 

こちらはナショナルのビンテージアイロン。

 

サイズ感をお見せしたくて持ってみました。

 

このルックスの通り“ベビーアイロン”という愛称で親しまれていました。

 

ずっしりと重いアイロンですがベビーアイロンの登場は毎日のアイロンがけを軽やかに変えたのではないでしょうか。

 

握って気が付いたのですが親指が当たる箇所が凹んでおり、優しく手に馴染みます。

 

実際シャツをアイロンがけしてみたのですが使い易かったです。

 

 

 

 

 

そして謎のソフビ。

 

愛らしい表情とデフォルメのサンタクロース。

 

後ろにはなんと“不二家”の文字が。

 

これは調べがいがありました。

 

こちらはオンラインに掲載済み。

 

以下説明です。

 

 

 

 

1910年の12月にはクリスマスケーキを発売していたことでも知られる老舗お菓子メーカー不二家。

 

故にクリスマスは同社にとって非常に重要なイベントだったように思います。

 

これまでに多くの販促品やグッズがリリースされた様ですがその殆どがマスコットキャラクターのペコちゃんを用いたものです。

 

ペコちゃんではなくサンタクロースを用いたフィギュアやキャラクターは情報自体が無い為このソフビの詳細も不明。

 

希少な逸品かと思われます。

 

ペコちゃんが誕生したのは1950年。

 

ソフビフィギュアはセルロイドに変わる新素材として50年代ごろに作られ始めました。

 

ペコちゃんが誕生する以前若しくはマスコットとして認知されるまでの間に作られたと考えるとかなり古い品物の様です。

 

 

 

あくまで推測にはなりましたがなにやら奥に深いビンテージです。

 

 

 

 

 

最後はどこにでもありそうでない折りたたみ椅子。

 

かなり小さいので並んでみました。

 

座り心地は良くないです。

 

でも無いよりだいぶ良い。

 

かばんにも入りそうです。

 

 

 

 

長くなりましたが今日はここまで。

 

まだまだ紹介させて頂きたいユニークなアイテムもあるのですがそれはまた次回。

 

新入荷はインスタグラムでも紹介させて頂いているのでそちらもご覧いただければ幸いです。

 

また、今回紹介させて頂いたアイテムの殆どはオンライン未掲載アイテムです。

 

お電話、インスタグラムDMにて通販も承りますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

さいごに。

 

ものは日々作られ続けています。

 

捨てられることが前提のプロダクトも勿論あります。

 

形は残っても意味を忘れられたものも数多く存在します。

 

意味のないように見えるものに意味を与えることができるのは消費する私たち自身。

 

表面の良さに隠されたビンテージ&アンティークの本来の魅力。

 

それらの見えない箇所も知って頂けたらと思い日々紹介させて頂いております。

 

次に手に取る誰かの思い出のひとつになれますように。

 

自由が丘店、ビンテージ&アンティークスのご紹介でした。

 

 

 

 

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