特集:祖師谷に集まる光のインテリア
一番その人らしさが出るアイテム
世の中には様々なお部屋を彩るアイテムがありますよね。
家具ならばテーブル、チェア、シェルフにキャビネット、ワゴンやチェスト、ホームウェアで言うならプレート、カップ、カトラリーからフラワーベースやファブリック、、、、。挙げればキリがありません。
それぞれのアイテムにはそれぞれの使い方があって、逆に言うとその使い方が出来る最低限の「機能」が必要です(チェアなら腰かけられる、みたいな事です)。
その中にどれだけ「この素材の良さを伝えたい・・・!」「この色使いは最高だ!」「このモチーフに感じた自分の美しさを伝えたい。」といった己のポリシーを使う人に分かるように上手く混ぜ込めるかが、デザイナーやメーカーの腕の見せ所な訳です。
実際に手を触れて使うものよりも、触れる事のない光を扱う照明は、作る側も使う側もとても自由度が高いアイテム。それがゆえにインパクトは抜群なのです。今回、祖師ヶ谷大蔵店にあるアイテムから、お部屋の雰囲気を変えてくれる面白いアイテムを紹介させて頂きます。是非ご覧くださいませ。
Pick up items
「光は粒子であり、波である」と物理学者は光についてロマンある言葉を述べていますが、人ひとりの力ではその向かう方向を捻じ曲げる事は出来ません。そんな不思議な素材、「光」をデザインしたアイテムたちを感じてみましょう。
Louis Poulsen PH5 Cotemporary GREY/TURQUOISE
まずは北欧照明の王道、ルイスポールセンのPH5。こちらはリユースでは中々見かける事のない濃いめのグレーにターコイズのカラーリング。上質で知的な佇まいはこの色使いならではです。
「対数螺旋」という法則を使って、目にする光が眩しくならないようにデザインされているのも見逃せないポイントです。
Antique style Pendant Light
こちらはアンティークの雰囲気満載な6灯タイプ。光源から一旦ガラスを透過させる事で、シェード無しのタイプよりも全体を柔らかい印象にしています。カッパー色のフレームも相まって、とてもヨーロピアンな雰囲気です。
卯山窯 TOU-LIGHT SMALL
日本六古窯のひとつで、1200年以上の歴史を持つ陶器の名産地信楽(しがらき)。
培われた技術の上、2009年に生まれた新技術「信楽透器」で作られたペンダントライトは、硬くてツヤのある「磁器」ではなく、土の質感が優しい「陶器」を通した光で新しい温もりを伝えてくれます。
TOU-LIGHT SMALL A
TOU-LIGHT SMALL B
Louis poulsen Toldbot 120 Pendant Light
トップバッターを飾ったルイスポールセン、実はPH5以外にもあるのです。ポール・ヘニングセンがデザインした街路灯を元に様々なサイズ展開があるトルボーシリーズですが、眩しい光を人に直接見せることなく空間を照らすという理念はこのアイテムでも共通しています。
現在幸運にも同じサイズが4つも揃っています!可愛らしいサイズ感なので、お手軽におひとつ取り入れてみるのも、複数個並べてリズムを作ってみるのもオススメです。
Toldbot 120 Dark GREY/TURQUOISE A
Toldbot 120 Dark GREY/TURQUOISE B
Toldbot 120 WHITE
Toldbot 120 LIGHT GREY
arteluce Aurora Pendant Light
現在は世界的なライティングメーカーであるフロス社に名を変えた、老舗アルテルーチェ社のライト。天井から伸びる3本のワイヤーの先に、さながらUFOのような光源が吊るされています。光源からの直下光に、フロストガラスを挟んだ柔らかな間接光、スタイリッシュなシェードに印象をクールにするブルーのリフレクターなど、見た目に楽しい要素が詰まった名作です。
Aurora A
Aurora B
Vintage Desk Light Space-age
こちらはカジュアルに取り入れ易いデスクライト。初めて見た時の印象は「めっちゃ尖ってるツ・・・!!」でした(笑)
ポストモダンの雰囲気色濃いイエローのシェードはほぼ180度で自由に調整が可能。詳細は不明ですがズシリと感じられる重さに、しっかりとした作り込みを感じられます。実用的にはもちろんのこと、是非ともこの尖った雰囲気を取り入れて頂きたいです。エネルギッシュなパルコ文化なんかがお好きな方にもオススメです!
STILNOVO TOPO DESK Light
イタリアモダンを語る上で外す事の出来ない鬼才、ジョエ・コロンボ。氏のアイテムの中には41年という氏の短い人生が凝縮されたような、人を惹きつけるようなエネルギーを感じさせます。ビビッドなカラーリング、要所のプラスチック使いなど、当時ならではのビンテージを感じたい!というこだわり派なあなたにおススメな逸品です。
yamagiwa JAKOBSSON LAMP C2086
新年開けての紅白ブログでも登場していた(詳しくはこちら)ヤコブソンランプ。紛らわしいですが、セブンチェアで有名なアルネ・ヤコブセンと別の方がデザインしています。(ハンス・アウネ・ヤコブソン/Hans Agne Jakobsson)
「スウェーデン家具の父」と呼ばれる氏のランプはシェードに北欧産の目の詰まったパイン材を使用し、光を通す事で血の通った穏やかな光を投げかけてくれます。1958年に発表されたアイデアとにわかに信じがたい、北欧照明の代表作。古びる事のないアイテムです。
Northern Lighting Dokka Pendant Light
最後はこちら。1954年にデザインされ、ノルウェーの照明で初めてミラノ・トリエンナーレ金賞を受賞した名作ライト。うっとりするようなカーブを描く1枚のシェードは、その洗練されたプロポーションから「The Girl」のニックネームが付いています。メーカーの生産中止によって一時は途絶えた製造を、ノーザンライティング社が受け継ぎました。復刻されたアイテムはオリジナルから続くデザインの力が光ります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。お部屋は同じでも照明のテイストが異なるだけで訪れる人の印象は大きく変わります。
空間を満たす光、彩るシェード、グラデーションを作る素材。お部屋にあるだけで日々の暮らしを大きく変える、沢山のアイデアが詰まったアイテム。祖師谷大蔵店で探してみませんか?
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